小説・論文・資料を書くソフトはどれがいい?有名ソフト3選
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
本や冊子のレイアウト、デザインは用途や想定読者像によって異なり、データ作成に向いているソフトもそれらによって変わります。
ここでは、小説や論文など文章が主体となる冊子にデータ作成におすすめのソフトを3つ、紹介します。
本や冊子の印刷物のデータ作成の現場でよく使われるソフトで、どれもメジャーで機能も充実しています。
定番のWord
Microsoft社の文書作成ソフトWord。
小説や論文の原稿、資料作成をWordで執筆、制作している方も多いでしょう。
文章を書くソフトの定番ですね。
Wordは基本的に文章作成ソフトで、印刷物に最適化されたレイアウトソフトではありませんが、ページサイズを設定して全ページ統一し、PDF形式に保存すれば十分に印刷会社に入稿できるデータとして通用します。
Word形式(.doc、.docx)のファイル形式での入稿を受け付けている印刷会社、ネット印刷もあります。(イシダ印刷も対応可です)
Wordは多機能で、文字のレイアウトを細かく設定できます。
「ページ設定」から
- 冊子の大きさ
- 余白の広さ
- 行間や文字数
などを設定できます。
書きあがった原稿のページ設定をそのまま変えれば完了です。最もお手軽に作れるソフトといえるでしょう。
Office 365はWordをはじめMicrosoftのOfficeソフトをサブスクリプション、または永続ライセンスで利用できます。
(個人用と法人用があります)
Wordの冊子データ作成 参考記事
WordやPowerPointで冊子や本の原稿データを作る【設定や保存方法】
安全&安い!Word→PDF変換方法とPDF入稿の印刷価格シミュレーション
【Word】1冊まるごと無料テンプレートと激安価格で冊子印刷を注文する方法
Wordでページ番号(ノンブル)を入れる方法
ページものにはやはりInDesign
冊子デザインの便利なソフトに、Adobe社のInDesignがあります。
操作感はIllustratorと似ていますが、ページものを作るDTPに特化したページレイアウトソフトです。
一つのファイルの中でページを簡単に増やしたり減らしたり、文字の流し込みや文字組版の設定も充実しています。
小説や論文集、教材テキストなどあらゆる本、冊子のデータ作成に適しています。
出版やデザインなどDTPの現場では、InDesignが主要なソフトの一つです。
もし、Adobe社の他のソフトに慣れている方は、InDesignにトライしてみてもいいでしょう。
Illustratorと同じで、オブジェクトや文字に影をつけたり重ねたり、自由自在にデザインが可能です。
レイアウトやデザインにこだわりたい方に最適です。
ノンブルのデザインやページの装飾を一つ作ると、全ページに反映する機能もあり、作業が効率的に進められます。
ただ、専門性の高いソフトなのでゼロから使いこなすのには少し時間がかかりますし、有料ソフトなので、完成度を追及する方向けです。
InDesignの購入サイト(体験版あり)
Creative Cloudのマルチアプリプラン、または単体プランで購入します。
マルチアプリプランはInDesignを含む、Adobe社のデザインソフトをサブスクリプションで利用するサービスです。
(個人用と法人用があります)
Illustratorはページものには少し不便?
グラフィックやイラストの作成ソフトIllustrator。
基本的に1ファイル1ページ、単ページでデータ作成するソフトです。
ページ数の少ない、グラフィカルな要素のあるパンフレットや会社案内にはIllustratorが向いています。
反対に、小説や論文など多ページ冊子にはIllustratorは不向きといえます。
一つのファイルにアートボードを複数作ることは可能ですが、手動で作成することになります。
数十ページに及ぶ冊子のデザインとなると、なかなか大変な作業です。
写真やイラスト、背景画像などを重ねたり、効果を付けて配置されたようなグラフィカルなデザインは、Illustratorを使って美しく効率的に作業できます。
一方、白地に黒文字が並ぶようなシンプルなレイアウトには、Illustratorを使うメリットはほとんど無く効率的ではありません。
InDesignやWordで十分に作成できるでしょう。
Illustratorの購入サイト(体験版あり)
Creative Cloudのマルチアプリプラン、または単体プランで購入します。
マルチアプリプランはIllustratorを含む、Adobe社のデザインソフトをサブスクリプションで利用するサービスです。
(個人用と法人用があります)
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