Wordでページ番号(ノンブル)を入れる方法
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
目次
ノンブルとは
本や冊子には、ページの下の方や、上の隅にページ番号が付いています。
このページ番号を「ノンブル」といいます。
本や冊子のページ構成にしたがってデータを作成する作業にはノンブルの配置も含まれます。
この記事では、Wordでノンブル(ページ番号)を入れる方法を解説します。
Wordでページ番号を入れる方法
画面上部に並んでいるタブの中から、
「挿入」を選択 → 「ページ番号」 アイコンをクリックし → 「ページ番号」をクリックします。
ページの下(フッター)、ページの上(ヘッダー)、中央、右寄せ、左寄せなど、配置位置を指定すると、ノンブルが自動的につきます。
ノンブルの文字色やフォント、大きさを変える
デフォルトだとグレーの文字色ですが、文字色やフォント(書体)、文字の大きさを変えるには、ダブルクリックまたは「ヘッダーとフッター」タブから「ヘッダー」or「フッター」の「編集」を選択します。
そうすると、ノンブルを含めヘッダーやフッターに置いた内容を編集できるようになるので、書体や色を選びます。
ノンブルの開始番号を変える
ノンブルの開始番号は、Word用 冊子のテンプレートのように本文1ページ目を「1」として始める場合もあれば、目次の次ページから入れる場合もあります。
ノンブルの開始番号を変える方法は、
「挿入」を選択 → 「ページ番号」 アイコンをクリックし → 「ページ番号の書式設定…」から細かく設定できます。
「ページ番号の書式設定…」ダイアログ内にある、「連続番号」の「開始番号」を任意の数字に変更して、OKをクリックします。
Wordテンプレートを使ってノンブルを入れる
イシダ印刷で無料ダウンロードできるWord用 冊子のテンプレートでは、ノンブル(ページ番号)が設定できます。
このテンプレートでは、扉ページや目次ページをノンブルにカウントせず、本文の文章が始まる1ページ目からノンブルがついています。
ノンブル開始ページの「1」は、通し番号では6ページ目になっています。
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Wordの総ページ数を確認する
Wordで作成する冊子データでは、総ページ数を、ノンブルではなく、Wordの画面の下部に表示されるページ数を見て、総ページ数を把握するようにしましょう。
ノンブルの数字は必ずしも総ページ数と一致しているわけではないからです。
目次で記載するページ数は、ノンブルに合わせます。
6/11とは、合計ページが11ページで、6ページ目を表示しています。
PDFで総ページ数を確認する
入稿データ用にPDFに変換・書き出した後も、念のため、PDFを画面で開いて総ページ数を確認しましょう。
Wordは、空白ページを挿入すると自動的にページが増えていきます。
余計なページが入っていないかも、合わせてチェックしましょう。
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【重要】ノンブルと印刷注文で指定する「総ページ数」が同じではない場合
印刷の発注ミスで気を付けたいのが、注文時に指定した総ページ数と、入稿データのページ数が違うことです。
印刷会社への注文では、ノンブルの最終数字ではなく、本文の総ページ数を指定します。
ページ数が変わると印刷価格も変わるため、印刷会社は進行を止め、お客様に本文の総ページ数を確認してから作業を再開しますので、納期の後ずれにもつながってしまいます。
スムーズな注文と入稿のノンブル対策
総ページ数の指定間違いを防ぐ有効な方法は、通し番号の通りにノンブル(ページ番号)をつけることです。
ページ数の少ない画集、アルバム、メニュー表など、ノンブルのない冊子もありますが、ある程度ページ数のある読み物なら、必ずノンブルがついています。
しかし、ノンブルでよくあるミスが、変則的につけたノンブルの最終ページの番号をそのまま総ページ数として印刷会社に指定してしまうことです。
ノンブルの入れ方は冊子によって様々で、ノンブルの「1」が必ずしも本文の1ページ目ではないことがあります。
台割表で全体を把握しながら作業を進め、注文・入稿前に次の3点が一致しているか、チェックしましょう。
- 通し番号
- Wordの画面の下部に表示される総ページ数
- PDFで表示される総ページ数
台割表をつかったページ数の確認
台割表にノンブルと通し番号を分けて記入しておくと、一覧で全体のページ構成がわかります。
手書きでもExcelでも良いので、台割表を作っておきましょう。
ページが追加されたり、減ったりしたら、台割表も更新することをお忘れなく。
この台割表での冊子印刷の注文は、本文総ページ数を「18ページ」で指定します。本文の通し番号の最終番号ですね。
※ノンブル最終数字の17ではない点に注意!
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