PowerPointのフォントが置き換わるのは何故なのか
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
会議、プレゼン、セミナーなどのスライド作りの定番のPowerPoint。あとから編集することも多いので、ほとんどの方が拡張子が「.pptx」のPowerPoint形式で保存してデータのやり取りをしているでしょう。しかし印刷する場合は 拡張子が「.pdf」のPDF保存をしないと、思わぬ仕上がりになってしまうことがあります。
PowerPointはバージョンの違いでレイアウトが崩れる
自分のパソコンできれいに作ったPowerPointを、他の人のパソコンで開くとレイアウトが崩れてしまう……ということはありませんか。
PowerPointのファイルはOSやバージョンの違うソフトで作られたデータでもやりとりできて便利ですが、見た目はすぐに崩れます。
まず、WindowsとMacではほとんどの場合崩れるといっていいでしょう。
WindowsとMacは全く違うオペレーションシステムで、システム同士の互換性はありません。Microsoft OfficeやAdobeなど、どちらのシステムでもリリースされているソフトのデータ形式なら開くことはできますが、何らかの形でレイアウトが崩れたり、エラーが出ます。同じWindows同士、Mac同士でもOSのバージョンが違うと崩れる可能性があります。
そしてOfficeのバージョンの違いによってもレイアウトは崩れます。
PowerPointやWordが含まれたMicrosoft365なら常に最新に更新されています。
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しかしこちらは月額制でコストがかかり続けるので、買い切りのバージョンを使っている会社も多いでしょう。
「PowerPoint」メニューの「PowerPointについて」をクリックすると、お使いのバージョンが分かります。
PowerPointのフォントは勝手に置き換わる
OSやソフトのバージョン以外に、フォントもパソコンによって違います。
まずwindowsとMacでは搭載されている標準フォントが違います。
また、MORISAWAやFONT WORKSなどの有料フォントやウェブフォントを独自にダウンロードして使っている方もいます。
全く同じフォントが搭載されている環境で開かないと、見た目が大きく変わってしまいます。
しかも書類を開く時に「フォントがありません」といった類のアラートは出ず、勝手に置き換わってしまうので、最初にデータを作った人でないと間違いに気づけません。
原稿制作をする人が自分のパソコンで見て完成だと思っても、印刷所のパソコンや、データの修正をする別の人のパソコンで開いたら、全く違うものになってしまうことも……。
PDF保存が鉄則
PDFで保存すれば、上記の問題は起こりません。PDFは、どの端末で開いても見た目が変わらず、レイアウトやフォントの形が正確に表現されたファイルです。
印刷所に入稿する際や、他の人に印刷を頼む時はPDFで受け渡しが確実です。ただしPDFをPowerPointで再び編集することはできないので、必ず.pptの元データは別に保管しておいてください。
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