egword Universal 2で原稿用紙の設定をするには2つの方法があります。

1. 原稿用紙のフォーマットを選択する
2. レイアウト設定で原稿用紙にする

1つ目は「初めから原稿用紙で書きはじめる場合」、2つ目は「通常のテキスト書類から原稿用紙に切り替えたい場合」に利用できるでしょう。

それぞれの設定方法をくわしく解説していきます。

 

①原稿用紙のフォーマットを選択する

まず、egword Universal 2を起動します。

 

起動と同時に新規書類が開きますが、これは無視してメニューバーから「ファイル → 新規原稿用紙」を選択します。

 

ポップアップで原稿用紙の設定画面が開きます。
表示のプルダウンから「条件で絞り込む」を選択し、原稿用紙のサイズと文字方向を指定します。

原稿用紙の種類

「新規原稿用紙の設定」では、

• 用紙サイズ　：　A4、B4、B5
• メーカー　：　egword、LIFE、コクヨ
• 文字数　：　200字、300字、400字
• 文字方向　：　横書き、縦書き

などが用意されていますので、気に入ったものを選択します。
グリッドの色、帯の有無、行間の有無で決めるといいでしょう。これらの項目はあとから細かく変更することが可能です（方法②で紹介します）。

 

用意されている原稿用紙には、たとえば次のような種類があります。

 

 

 

 

今回は「egword 標準 A4ヨコ 縦書き 400字」を選択しました。

 

はじめに開いた書類の前面に、新たに原稿用紙が立ち上がりました。
これですぐに書きはじめることができます。

egword Universal 2 を立ち上げてから新規原稿用紙をひらくまで5秒。表示はなめらかで動作も軽快です。

 

後ろに隠れた書類は閉じておきましょう。

 

②通常のテキストを原稿用紙に変更する【レイアウト設定】

下の画像のように、横書きの書類を原稿用紙A4ヨコの縦書きに変更する例で解説します。

 

まずはページ表示をタテからヨコに変更します（これは原稿用紙設定をした後でもかまいません）。

メニューバーから「ファイル → ページ設定」を選択します。

 

ポップアップウィンドウで「方向」を縦から横に変更します。

ページが横向きになりましたので、ここから原稿用紙の設定をおこないます。

 

次に、メニューバーから「ファイル → レイアウト設定」とすすみます。

 

「レイアウト設定」のウィンドウが表示されます。

 

次のように選択します。

• 文字方向 ：　縦書き
• レイアウト方法：　原稿用紙

※「レイアウト方法」で「レイアウトグリッド」を選択して「1行の文字数×行数」を20×20に設定して原稿用紙にすることもできますが、文字サイズや行間を調整する必要があります。

 

縦書きの400字詰め原稿用紙になりました。

 

egword Universal 2は数百ページの書類（テキストのみ）でも、「横書き ⇄ 縦書き」の変換に1秒もかかりません。

「レイアウト設定」では行間や余白の微調整、帯（センターの空白部分）の非表示などを設定できます。文章の種類や好みに応じて変更するといいでしょう。

 

今回はegword Universal 2で原稿用紙に設定する方法を紹介しました。
たんなる「縦書き表示」ではなく、かなり細かく原稿用紙を微調整することができますので、どんな方の要望にも応えることができるのではないでしょうか。

 

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