A6サイズの特徴 A4の冊子をA6に縮小する際の注意点
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
A6サイズとは?
A6サイズは、105mm×148mm。A4の紙を2回折るとA6になります。文庫サイズとも呼ばれ、書店に並ぶ文庫本は概ねA6サイズで作られています(出版社によってミリ単位でサイズが少し違います)
DMなどのハガキと同等か少し大きいくらいで、手渡しをしたり、送ったりしやすい便利なサイズです。
小説や詩集などの文学作品や同人誌は勿論、ブランドブック、小さなカタログ、プログラムとしても最適なサイズです。ZINEなど、個人制作の作品集をまずは安価なA6サイズで作る方も多く、手軽に印刷しやすいサイズです。
A6サイズを郵送するには?
大きめの洋形の封筒なら折らずに入るので、ブランドブックやカタログなど、おしゃれな封筒に入れて送ることもできます。封筒の主なサイズは以下のとおり。洋形0~2号なら問題なく入りますが、洋形3号と5~7号は短辺が入りきりません。洋形4号は短辺の余裕が1cmしかないので、ページ数が多く背幅が5mm以上の冊子は入らないでしょう。
【洋形0号】 | 197x136 | 定形外 |
【洋形1号】 | 176x120 | 定形 |
【洋形2号】 | 162x114 | 定形 |
【洋形3号】 | 148x98 | 定形 |
【洋形4号】 | 235x105 | 定形 |
【洋形5号】 | 217x95 | 定形 |
【洋形6号】 | 190x98 | 定形 |
【洋形7号】 | 165x92 | 定形 |
大量部数を送る際は、A4が入る段ボールに4つ並べればぴったり入るので、郵送の際にも扱いやすいサイズといえます。
A4とA6の平均的な文字数
A4サイズの会社案内、統合報告書、論文集、教科書など、文字が主体の冊子の場合、文字をあまり詰めすぎても読みにくいので2000字以下に抑えられることが多いです。
たとえばWordでフォントサイズを10pt程度にすると、A4サイズなら多くても1行45文字、1ページあたり40行程度で1800文字です。
一方、文庫サイズは多少文字が小さくても読みやすいので、8~8.5pt程度で本文が流し込まれている場合が多いです。小説に適した文庫サイズは1ページ500~1000字程度です。これも文字の大きさ、行間によって調節が可能です。古い小説だとかなり文字がぎっしり詰め込まれていて文字数が多く、最近の本だと大きな文字で余白もたっぷり取られていることが多いです。
小説や詩集の読みやすさ、デザインの美しさは制作者の感性、好みや作品のコンセプトにもよるので正解はありませんが、文庫本にA4と同等のサイズで文字が入っていると違和感があることが多いです。逆に、文庫本の文字の大きさでそのままA4サイズにずらずらと流し込むと、非常に読みにくい印象を抱くと思います。
本のサイズが小さくなったら、内容も少し小さくするといいでしょう。
A4をA6にするとページ数はどのくらい増える?
A4サイズはA6サイズの4倍の大きさですが、単純計算でページ数が4倍になるわけではありません。
A4サイズよりA6サイズの方が手元に近づけて読みやすいので、文字は1~2ptほど小さくできます。また、余白もA4ほどは多くとらなくてもきれいに仕上がるので余白も少なく、図版なども自然と縮小されます。
A4サイズをA6に縮小した場合、ページ数は概ね2.5~3倍程度になると思っておけば問題ないでしょう。
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