1ページの文字数、1行の文字数の設定はどうする?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
一ページの望ましい文字数は、冊子の種類によって違います。
文字がびっしりと並んだ論文と、写真やイラストが主体のアルバムやカタログなどでは、入るべき情報量が変わります。
目次
文字の多い本 1ページの文字数は1200~1500文字
報告書、小説など文字が主体の冊子や書籍の場合、フォントサイズを10pt程度にすると、A4サイズなら多くても1行45文字、1ページあたり40行程度で1800文字です。読みやすさを考慮すると、1200~1500文字くらいにおさめるといいでしょう。
余白は、最低でも15mmは必要です。
論文は提出先で行数、文字数が指定されていることもありますので、確認して設定しましょう。
文字の少ない本 1行10文字以上、長くても35文字以内
絵本、画集、写真集、アルバムなど、図版が主体の本では、文字数もレイアウトも作品によって様々です。作品の説明やコメント、詩や作文など、文字も大事な情報なのでバランスを考えて設定しましょう。
気をつけるべきポイントは、文字ボックスの「幅」です。
文字ボックスの幅が狭すぎても広すぎても読みづらく、読者の読む意欲や、本全体への印象が低下してしまう原因になりかねません。
どんなに短くても1行10文字以上、長くても35文字以内におさまるようにレイアウトしましょう。
文字が少ないけど、ページ数を多く見せたいときは?
四方の余白を多めにとるのをおすすめします。
また、本のサイズが小さくなれば、自然と文字数も減ります。
小説に適した文庫サイズは1ページ450~800字程度です。これも文字の大きさ、行間によって調節が可能です。
小説や詩集の読みやすさ、デザインの美しさは制作者の感性、好みや作品のコンセプトにもよるので正解はありません。
実際の読みやすさやページ全体の印象は、原稿を画面で見るだけでなく、プリンターで紙に印刷してチェックしたり、自分が好きな本と文字設定を比較して確認してみることをおすすめします。
文字と図版をバランスよくミックスした冊子
会社案内、カタログ、事業報告書、プレゼン資料など必要な情報や長いテキストに合わせて、写真やグラフを随所に使って伝わりやすく訴求する冊子もあります。
ページによって入る情報量は様々ですが、やはり文字数が多い場合と同様に、どんなに多くても1ページに入る文字数は1500~1800字程度と考えましょう。それ以上の情報を詰め込んでもわかりづらく、読む意欲も下がってしまいますので、ページ数を増やしてレイアウトしましょう。
会社案内やカタログといったデザイン性の高い冊子なら、ページによって文字ボックスの幅や位置を変えてもレイアウトしてサービスや商品をアピールします。読みやすく魅力的な見せ方、デザインを試してみましょう。
関連記事 : 本一冊の文字数は?1ページの文字数や背幅、最適な文字サイズ、行間から考える
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