隠しノンブルとは?白ページにノンブルは入れる?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
章の区切りの前や、表紙の後、本文の最後などに何も印刷しない白ページを入れることがあります。
ページ数は通常、紙の枚数で数えます。白ページもページ数にふくめてカウントします。
その場合、ノンブル(ページ番号)はどのように配置すればいいか、様々なパターンをご紹介します。
隠しノンブルとは?
隠しノンブルとは、製本したときに誌面に見えないようにノド側などに小さく配置するノンブル(ページ番号)です。乱丁や落丁を防止するために設定します。
写真や白紙ページなどノンブルを印刷しないページなどに、隠しノンブルを配置すると、制作の進行や印刷工程でページ数を確認しやすくなります。
たとえば原稿データを制作する際、ページを指定した修正のやりとりでノンブルが確認できないと、どこのページなのか分からなくなります。
また、印刷現場でも面付けが正しく行われているか確認するために隠しノンブルがあると便利です。
仕上がりサイズの枠外にページ番号を配置する場合も作業は問題なくできますが、隠しノンブルは乱丁、落丁に気付くことができます。
隠しノンブルの位置
隠しノンブルは、ノド側の仕上がり線の内側などに配置します。
印刷会社ごとに隠しノンブルの位置が決まっていることもあり、入稿前に確認しましょう。
通常のノンブル(印刷して見えるノンブル)は、ページ下部中央や小口の方に配置するのが一般的です。
本文途中の白ページにノンブルは入れる?
たとえば小説や論文集、資料集など、章立てが複数あり、ページ数も多い冊子は章の区切りのいいところに何も印刷しない白ページが入ることが多々あります。
しかし、白ページを飛ばして、白ページの前後でページ番号を続けて配置すると、表裏と奇数偶数の関係が崩れ、読み手を混乱させます。また、印刷製本現場でも乱丁や落丁のトラブルが生じやすくなります。
本文の途中で白ページを入れる際は、隠しノンブルを配置して、白ページをページ数にカウントしてから次ページのノンブルを配置しましょう。
ページ数を調整した最終ページのノンブルは?
印刷製本では、製本方法ごとに本文のページ数の設定にルールがあります。
中綴じは4の倍数、無線綴じは2の倍数にします。
奇数ページで終わる場合に、最後に白ページを挟むことがあります。
この白ページにノンブルを配置する必要はありませんが、印刷製本の注文時には最終ページの白ページもページ数に含めてカウントして指定します。
最終ページの白ページも隠しノンブルの状態といえます。
扉のノンブル
扉ページのノンブルは、デザイン上配置しない場合があります。
しかし、扉もページ数としてカウントします。(オプション加工の扉は本文総ページ数にふくめません)
次のページは扉をふくめたページ数をカウントしてノンブルを配置します。扉も隠しノンブルといえます。
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