資料印刷を手軽に安く注文する3つのポイント
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
企業、学校、店舗で作られる資料、書類の多くはデジタルデータで作られています。
デジタルデータは保存、転送が楽で応用が効きやすい利点がありますが、実は印刷との相性もとても良いのです。
一昔前は、印刷会社に注文する印刷物は高単価で、大部数の受注のみという印象でしたが、デジタル技術の発達によってどんどん高品質に、価格も安くなりました。ネット印刷の普及も利便性を高めています。
特にデジタルデータをそのまま出力できる「オンデマンド印刷」の登場によって、少部数でも安く高品質な印刷を実現できるようになりました。冊子印刷も1冊から1冊単位で注文でき、リーズナブルに利用できるようになりました。
この記事ではネット印刷や印刷会社に資料印刷をより安く注文する3つのポイントを紹介します。
資料印刷を激安で注文する3つのポイント【1冊あたり40円台の見積り価格を公開】
【社内研修資料・プレゼン資料】資料印刷の印刷価格3パターン、今より安い?
目次
① PDFで入稿すれば「安くて安全」
DTPソフトで作成した原稿データを入稿しなくても、ファイル形式がPDFであれば、どんなソフトで作ったデータでも問題ありません。
WordやPowerPoint、Excelで作った資料をPDFに保存、あるいは書き出せばそのまま入稿データになります。メール添付、ウェブ用のPDFも、解像度の設定が印刷に適した設定であれば入稿できます。
WordからPDFへ変換方法とPDF入稿の印刷価格【安全&安い】
冊子印刷のPDF入稿で失敗しない方法(ファイルの保存方法、ページの並べ方)
オフィスや学校のプリンターで印刷する時のように、用紙サイズを決めて、範囲内に正しくデザインや情報が収まるように配置します。断ち切りの図版や罫線があれば「3mmの塗り足し」を付けます。
印刷屋が伝えたい「塗り足し」の理由と方法 入稿データに塗り足しを忘れたらどうなる?
PDFに塗り足しを付ける方法(Illustrator,Photoshop,InDesign,Word,PowerPoint)
IllustratorやPhotoshop、InDesignで作ったファイルもPDFで書き出して入稿データにした方がトラブルが少ないです。さらに、イシダ印刷はPDF入稿に割引サービスを実施しているので、一番おすすめの入稿形式です。
【Illustrator,InDesign】PDF入稿の設定方法を解説
PhotoshopでPDF形式で入稿する方法・設定【イシダ印刷のPDF入稿は10%OFF!】
冊子用の入稿PDFは「サイズ」と「余白」の設定を忘れずに
まず、冊子のサイズを決めます。
PowerPointは「ページ設定」、Wordは「ページ設定」、Excelは「プリント」の「ページサイズ」で冊子にしたいサイズを設定します。ビジネス用途ならA4が一般的です。
ページ設定は全ページ同じサイズに設定します。1ページでも違うサイズが混じって入稿してしまうと、不備となって受け付けられなかったり、印刷が遅れる原因になります。
余白は上下左右10mmは空けるようにしましょう。
ペラの印刷物とは違って、冊子印刷はノド(ページが綴じ側)のギリギリまで文字があると読めなくなってしまいます。論文のような長い文章の場合、紙にぎっしり詰まっていると圧迫感があるので、20mm以上空いていると、余裕があり読みやすい印象になります。
WordやPowerPointで冊子や本の原稿データを作る【設定や保存方法】
無線綴じの余白は「ノド」に注意!余白は何mmに設定すればいい?
PDFとは?
PDFは(Portable Document Format)の略で、どのデバイスで見てもレイアウトや色が変わらないファイルです。会社のパソコンのモニターで見ても、自分のスマートフォンで見ても、紙に印刷しても同じ表示になります。文字化けやレイアウトの崩れ、画像の欠落などエラーが防止でき、ネット印刷の入稿データとしても一般的になってきました。
特殊なフォントを使っていたり、OSやソフトのバージョンが合わなかったりすると、データを開く環境によっては文字化けやレイアウトが崩れてしまうので、PDFに変換してから入稿すれば失敗を予防できます。
② 資料印刷の紙は「上質紙」が最適、かつリーズナブル!
印刷用紙で最もポピュラーで価格が安いのは「上質紙」です。
見た目は純白でさらりしたくせの無い紙で、どんな内容の冊子にも合うプレーンな紙です。上質紙はノートにも使われる紙で、資料集やテキスト、論文集など様々な商業印刷、出版物で活躍しています。
もちろん資料印刷に最適で、表紙、本文ともに上質紙が使われています。
価格がワンランク高い「コート紙」「マットコート紙」との違いは、光沢がなく、カラーの発色がやや劣るという点です。
色鮮やかな写真やデザインを綺麗に見せたい資料でなければ、上質紙は幅広くおすすめできる紙です。
上質紙とは?特徴や印刷の仕上がり、質感ー安くて使い勝手のいい超メジャー用紙
無線綴じ冊子は「上質紙&モノクロ」が激安!印刷価格をシミュレーション
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③ 印刷価格はカラーよりモノクロ印刷が安い!
印刷価格はモノクロ印刷が安く、カラー印刷が高いのが基本です。これは使用するインクの数がカラーの方が多い分、コストが上がるからです。
価格を重視するならカラー印刷よりモノクロ印刷の方が断然安いですが、冊子外観の華やかさも加えるなら、「表紙をカラー&本文はモノクロ」にすればあまり価格が上がらずに印刷できます。
また、ウェブ用に作っていたフルカラーの資料をモノクロに変換する、グラフやチャートが見づらくなることもあります。フルカラーとモノクロを比較して、許容範囲内ならフルカラーのデータはフルカラーのまま印刷した方がわかりやすく伝わる資料に仕上がります。本文のカラー・モノクロ混在印刷を利用して、指定したページだけをカラーページにする注文方法もあります。全ページフルカラーよりも、大幅に印刷費を抑えられるケースもありますので、WEBサイトで価格を調べてみまししょう。
本文のカラー、モノクロ混在印刷で損していませんか?半額以下も可能!イシダ印刷の独自価格
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
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