訴求力の高い装丁のために欠かせない帯
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
書店に並ぶ商業出版の本には、大抵カバーと帯がかけられています。カバーは本の世界観を表現し、冊子の強度を上げる役割も果たす本の大事な顔です。一方、帯は時期やイベントごとに付け替えられることが多く、コピーや推薦文などが目立つように書かれています。
書店では、案外帯に書いてある文字に惹かれて本を手に取ることも多いのではないでしょうか。
イシダ印刷では、個人向けのネット印刷では珍しい「帯」の加工も承っています。
縦型、無線綴じ製本の、A5以下の冊子で選べるオプションです。
帯の注文方法
帯は、お見積もりフォームのオプション加工「ブックカバー/帯」を選択すると注文できます。
ブックカバーと一緒に注文してもいいですし、帯だけを注文することも可能です。
帯だけを作る方が当然安いのですが、あまり価格差がないので、カバーも一緒に作ってしまった方がお得です。
どんな冊子に帯をつける? 何を記載する?
帯が効果的なのは、不特定多数の人の目に触れる時です。書店や同人誌即売会などで小説、漫画、イラスト集、写真集などを売る際はぜひ帯をつけましょう。キャッチコピーやあらすじ、推薦コメントなどを掲載すると、本を手にとってもらえる確率がぐっと高くなります。商業出版の新刊にはほぼ全て帯がついています。
企業の周年誌、ムック、カタログなどの企業出版に帯を巻くのもおしゃれでおすすめです。この場合は販売促進の売り文句というよりは、「祝00周年」という文字やその冊子のテーマを簡潔に表した一文など、読み手にすぐに内容が伝わるコピーを考えると良いでしょう。
帯の作り方のルール
帯の作り方にはいくつかルールがあるので、デザインをする前におさえておきましょう。
以下の図のように、帯は表紙・背表紙・裏表紙・ソデ・塗り足しを合計したひとつながりのデータである必要があります。
- 横幅は以下の通り
表紙幅×2 + 背幅+1mm + ソデ×2 + 塗り足し6mm - 高さは以下の通り
冊子の三分の一程度 + 塗り足し6mm
背幅は使用する用紙やページ数で変わるので、背幅計算ツールのページで算出できます。
帯のデザインのコツ
書店やイベントで配布する場合、帯は表紙とはあえてデザインのトーンを変えて、ぱきっとした目立つ色で仕上げられることが多いです。お店のPOPを作る感覚でデザインするといいでしょう。細い文字よりは太い文字、個性的なフォントを用いた方が販売促進には効果的です。
表紙の一部のようにデザインする帯も近頃はよく見かけます。カバーと帯の境に段差が生まれることによって、立体感が出て目を引きます。
また、表紙の一部が飛び出したデザインなどもおしゃれです。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
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印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
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