記念誌・社史の制作から印刷までの流れ
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
大切な節目に発行される記念誌や社史は、それなりに大きい予算が割かれることが多く、プレッシャーのあるプロジェクトです。発行日に間違いなく間に合わせるために、制作プロセスと印刷時の注意点を頭に入れておきましょう。
企画段階でデザインの方向性も決める
どんな内容にするか考えるのと同時に、デザインの方向性を決めておくとスムーズです。カラーページの有無や紙の種類によって印刷価格や納期が変わるからです。また、デザインは読み手に与える印象を左右する面も大きく、文章の内容と同じくらいデザインの方向性も重要です。
シンプルな年表や文章中心のモノクロのデザインにするのか、写真を多用してビジュアルで魅せるのか、大枠を決めておきましょう。企業のカラーやブランドイメージに沿ったデザインにすることで、統一感のある記念誌になります。
レイアウトのポイント
- 写真の配置
写真は適度に挿入し、文章とのバランスを取ることが重要です。大きな集合写真や記念行事の写真を見開きページで配置することで、インパクトのあるデザインになります。 - 色使い
企業カラーを基調としたデザインにすると、統一感のある仕上がりになります。過去の資料や写真との相性も考慮しながら、全体のトーンを整えましょう。
印刷データの作成とチェックポイント
印刷用のデータを作成する際には、仕上がりに影響する重要なポイントがあります。
- 解像度の確認
写真やロゴは、高解像度(300dpi以上)のデータを使用することで、鮮明に印刷できます。低解像度の画像を使用すると、仕上がりがぼやけてしまうため注意が必要です。 - 塗り足しとトンボの設定
デザインが端まである場合は、仕上がりサイズよりも3mm程度の塗り足しを設定し、トンボ(トリムマーク)をつけることで、裁断時のズレを防ぐことができます。 - PDF入稿で安く安全に
イシダ印刷ではPDF形式でのデータ入稿を推奨しており、割引サービスもあります。
PDF入稿についてはこちらも参考にしてください。
印刷の仕上げ方のポイント
記念誌や社史は長期間保存されることが多いため、耐久性や質感にもこだわりましょう。
おすすめの印刷オプションはPP加工です。いわゆるラミネート加工で、紙が水にも破れにも強くなり、長期保存に適した冊子になります。
表紙の箔押し加工も記念史の定番です。タイトルや企業ロゴなどを金箔や銀箔にして、格調高い雰囲気に仕上げましょう。
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