記念誌らしいレイアウト・構成とは?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
記念誌は、企業や団体の節目を祝うだけでなく、歴史を振り返り、未来へとつなぐ重要な冊子です。
そのため、単なる情報の羅列ではなく、構成とデザインにこだわることで、より価値のある一冊になります。
記念誌ならではの構成を考える
記念誌の構成は、単に時系列に沿ったものではなく、読者が興味を持ちやすいストーリー性のある流れを意識すると、より魅力的な冊子になります。
- 巻頭言や寄稿ページを設ける
記念誌の冒頭に、社長や創業者のメッセージを掲載することで、冊子に込めた思いを伝えられます。また、社員や関係者からの寄稿ページを設けることで、多くの人が関われる記念誌になります。特に、長年貢献してきた社員や関係者の声を取り入れることで、組織の歴史や文化をリアルに伝えることができます。
- 年表や特集ページを作る
企業や団体の歴史を振り返る年表を作成すると、創業からの歩みを分かりやすく伝えられます。年表には写真やイラストを添えることで、単なるデータの羅列ではなく、視覚的に楽しいコンテンツに仕上げることができます。
- 特集ページを複数作る
出来事を時系列に沿って淡々と説明するだけではなく、いくつかその時代を代表するイベントやプロジェクトを特集するページを作ることで、より深みのある記念誌になります。
本文ページのレイアウトを工夫する
本文ページは、情報を分かりやすく伝えるだけでなく、読みやすさや視覚的な美しさも求められます。特に、長く保存される記念誌では、整理された美しいレイアウトが重要です。
- 適度な余白を確保し、統一する
余白を十分に取り、文字を詰め込みすぎないことで、落ち着いた印象になります。特に、左右の余白を広めにとると、品格のあるデザインに仕上がります。また、行間や段落間のスペースも適度に設けることで、可読性を高めることができます。詰め込みすぎると、読者が疲れてしまうため、視線の流れを意識した余白設計が大切です。
そして、その余白が行間の設定が一冊を通して一貫していることが大事です。ページ数が多く作業人数も多いとついルールがごちゃごちゃになりがちですが、しっかりとデザインルールを守って制作しましょう。
- フォント選びで雰囲気を演出
本文のフォントは、記念誌の雰囲気を大きく左右します。伝統的な雰囲気を出したい場合は「明朝体」、現代的な印象を出したい場合は「ゴシック体」を使用するとよいでしょう。また、見出しには装飾性のある書体をアクセントとして加えると、親しみやすさが増します。ただし、複数のフォントを使いすぎると統一感が失われるため、2~3種類程度に抑えることがポイントです。 - 写真や図版を活用する
文章だけでなく、過去の写真、図表を活用することで、より視覚的に楽しめる記念誌になります。特に、創業当時の写真やイベントの記録写真を見開きで大きく配置すると、印象的なページになります。写真の配置には、余白やキャプションを適切に配置することで、ストーリー性のある誌面構成が可能になります。
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