記念誌の印刷製本 おすすめの用紙と綴じ方で印刷価格を見積りしてみました
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
記念誌は、企業や学校で節目となる年、行事を記念して刊行される大切な冊子です。普段使いの資料集やプレゼン資料、テキストや問題集などとは違った重厚な印刷製本の仕様がおすすめです。
記念誌に適した用紙や綴じ方の特徴と適している理由、おすすめ仕様での印刷価格を紹介します。
目次
フルカラーの記念誌に適した本文用紙 コート紙とマットコート紙
記念誌で大事な紙選び。
記念誌は年表や写真をフルカラーでデザインするコンテンツが多く、本文用紙もカラーに適した用紙を使う必要があります。カラー印刷に適している本文用紙はコート紙、マットコート紙です。どちらもインクの発色を良くするコート剤が薄く表面に塗布されている塗工紙です。
鮮やかな色、濃い色、パステルカラーのグラデーションなど、色の再現性が高いので、デザインの力を損なわずに印刷できます。チラシ、ポスター、パンフレット、リーフレット、カタログ、写真集、イラスト集など、カラー印刷全般に幅広く用いられる紙です。
本文用紙に使うコート紙、マットコート紙の厚さは90Kか、110Kが適しています。
100ページを超えるような分厚い冊子に、厚みのある本文用紙を使うと、重くなりすぎてしまい扱いにくくなります。多ページの記念誌には90Kを本文用紙に使うといいでしょう。
コート紙とマットコート紙の違い、使い分けるポイント
表面の質感の違いで2種類に分かれます。ツヤのある鮮やかな発色のコート紙と、光沢を抑え落ち着いた高級感のあるマットコート紙です。発色の良さはコート紙もマットコート紙も変わらないので、好みによって使い分けられています。
コート紙は光沢が印象的で、ポスターやチラシ、写真集など目立たせたい印刷物に使われることの多い用紙です。マットコート紙のしっとりとした質感の高級感は、記念誌をはじめ写真集やパンフレット、カタログなど幅広く使われて人気があります。
シックで上質な雰囲気が好まれる企業の会社案内には、コート紙よりマットコート紙が多く使われます。記念誌も、上品で重厚感のある仕上がりなら、マットコート紙を本文に選ぶといいでしょう。
記念誌の表紙にはアートポスト、マットポスト
表紙には本文よりも厚手でしっかりとした用紙を選んで、重厚さと耐久性を持たせましょう。
アートポスト、マットポストはどちらも厚手で、カラー印刷の表紙に最適な用紙です。
アートポストは表面に光沢があり発色が良好で、写真の再現に優れ、高級感のあるカラー表紙に仕上がります。マットポストはあざやかな白さとしっとりソフトな肌合いが特徴で、美しい色彩と落ち着いた雰囲気があり、光沢を抑えた艶消し塗工紙です。
記念誌に最適な製本方法は「無線綴じ」
記念誌の製本方法は、無線綴じがおすすめです。
無線綴じは、本文を表紙用紙でくるんで、特殊な製本用の糊で本文と表紙を圧着させて綴じる製本方法です。
背表紙ができて、仕上がりはきれいな直方体になります。背表紙にタイトルや年号をデザインすれば、書棚に入れた時にも存在感のある1冊になります。
無線綴じは丈夫で耐久性があり、大切な記念誌を長期間保管できます。また、多ページを問題なく綴じることができ、原稿をまとめているうちにページ数がどんどん増えても無線綴じなら大丈夫です。
イシダ印刷では6~800ページまでの無線綴じ製本に対応しています。
フルカラーの記念誌 おすすめ仕様を1冊900円台で印刷製本できる
80ページ、A4サイズのフルカラー記念誌300部を、1冊あたり約950円で印刷製本できる仕様例です。※2020年2月現在(通常価格、10%割引のPDF入稿、超ゆったりコース(10営業日))
冊子をさらに本格的で上質な1冊に仕上げられる、表紙の見返し加工とPP加工をつけました。記念誌に高級感が増し、表紙の補強・保護にもなります。
- サイズ : A4
- 製本方法 : 無線綴じ
- 表紙 : アートポスト200K/カラー
- 本文 : マットコート90K/カラー
- 印刷方法 : オンデマンド印刷
- オプション加工 : 見返し加工(色上質紙特厚口、ブルー)、PP加工(マット)
参考記事:
表紙のPP加工とは?クリアとマットの違いや印刷価格~オプション加工について知ろう(3)〜
本、無線綴じ冊子の「見返し加工」とは?使い方や価格~オプション加工について知ろう(5)~
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(平日10:00~18:00)
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