覚えておこう印刷用語
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
どんな仕事でも、その業界の中でしか使わない言葉が多々あります。印刷やDTPデザインの世界でも、特殊な用語が日々たくさん使われています。
印刷所もデザイナーも、お客様とやりとりする際には一般的な言葉を使うようにしていますが、ちょっとした専門用語を知っておくと、よりスムーズに作業できます。
トンボ
入稿データを作るときに一番大事なもので、印刷面の四つ角を指示するマークです。大抵は下図のような形をしていて、二つ並んだ鉤括弧のような形の、内側の部分が印刷サイズになっています。
裁ち落とし
トンボでサイズ通りに切ることと、その切り落とされた部分を「裁ち落とし」といいます。転じで、紙のギリギリまで写真や色が印刷されているデザインそのものを「裁ち落とし」とも言います。上図のようなデザインを「裁ち落としデザイン」「裁ち落としのデザイン」などと言います。
塗り足し
裁ち落としデザインの場合に、必ず作って欲しいのが「塗り足し」です。印刷サイズの外側まで色や写真を伸ばしておくことを言います。トンボのAの線まで伸ばすのが一般的なやり方で、AとBの間はちょうど3mmです。3mmより大きくなっても大丈夫ですが、塗り足しを全て3mmちょうどにおさめておけば、どんな印刷所に入稿しても問題なくスムーズに印刷されるでしょう。
ペラ
冊子に対して、1枚の紙だけで完成した印刷物を「ペラ」と言います。ポスターやチラシなどが「ペラ」と呼ばれ、冊子は「ページ物」と呼びます。
台割
冊子の原稿を作る際に、全体のページ数や、どこのページにどんな内容が入るかを指示した設計図を「台割」といいます。冊子の下書きのようなもので、特に決まった形式はなく、原稿製作者が分かりやすければ何でもいいです。ページが増えれば増えるほど、ページ数のミスが起こりやすくなるので、冊子を作成する前に必ず台割を作って計画的に作業しましょう。
面付け
印刷は、たとえ小さな冊子でも、大きな紙に複数のページを配置して一気に刷ります。その際に、紙を折って製本した時にきちんとページ順になるように並べる作業を「面付け」と言います。
折り
面付けして印刷した大きな紙を、ページ順が正しくなるように折っていく作業のことを「折り」と言います。製本作業の最初の工程ですが、製本全体を示す場合もあります。
色校正
色やフォント、罫線の見え方などを事前にチェックするために試し刷りすることを「色校正」と言います。色にシビアな製品カタログや写真集、会社案内、間違いの許されない部数の多い冊子などは、色校正を行うことをおすすめします。印刷機を動かすので納期もコストもかかりますが、細かい色味まで納得のいく冊子を作ることができます。実際に使用する紙に印刷することを「本紙校正」と言います。
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