製本方法を決める
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
作りたい冊子の種類で綴じ方を決めましょう
冊子を作る場合はその本の種類によって最適な綴じ方を選択する必要があります。
イシダ印刷のお見積り&ご注文では「無線綴じ」「中綴じ」「平綴じ」「リング製本」の4種類の方法から選択できます。どれを選んだら希望通りの冊子を作ることができるのでしょう。
あらためてそれぞれの製本方法について特徴やメリット、デメリットを解説したいと思います。
無線綴じ
無線綴じは、糸や針金を使わずに綴じる製本方法です、紙を束ねた背の部分をホットメルトと呼ばれる特殊糊を使用して張り合わせます。
しっかりとした背表紙ができるのが特徴で、ページ数の多い冊子に使われることが多く、比較的安価で製本できます。漫画雑誌や文庫本、コミックなどもこの綴じ方が使われています。
イシダ印刷では4~800ページの無線綴じ冊子を印刷製本できます。
綴じ部分は背の糊で合わせた部分のみなので、本を180度開くことはできません。手などで押さえないと開いたままにできないため、楽譜や台本などには不向きかもしれません。
無理に開こうとすると背の部分の糊が外れ、ページが取れてしまうこともありますが、最近は糊の質も向上し、そのようなことはかなり減ってきました。
中綴じ
中綴じは、本を開いた状態の用紙を束ね、真ん中で折る部分を中央に沿って針金で留める製本方法です。週刊誌や漫画雑誌、広報誌、パンフレットなど多くの冊子に使われています。
綴じ方の性質上、あまり厚みのあるものには向いていません。イシダ印刷では4~40ページの中綴じ冊子を印刷製本できます。
開いた状態で自立して使いやすいため、通帳やノートにも使われています。紙を重ねて折り曲げる特徴のため、外側に来る用紙ほど大きく、真ん中にいくほど小さくなります。これは折り曲げた状態でカットするためです。
平綴じ
平綴じは、背の部分から約5mmのところに2か所、もしくは3か所をホッチキスで綴じる製本方法です。資料や取扱説明書などがこの方法で綴じられています。
平綴じは無線綴じより丈夫な綴じ部分にできますが、本を180度開くことはできません。無線綴じ冊子のように無理に開くことも不可能なため、開いたまま使用するような冊子には不向きです。
平綴じのページ数の限界は?最低&最大ページ数と、印刷価格や適した用紙について
どの綴じ方がいいのか、迷ったらぜひイシダ印刷にご相談ください!
それぞれの綴じ方には特徴があり、冊子の使われ方や内容によってメリットもデメリットもあります。どれにしたらよいか迷っている方は、ぜひお気軽にお問合せください。経験豊富なスタッフが一番良い製本方法をご提案いたします。
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