表紙用紙の定番 レザックと色上質紙の使い分け
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表紙用紙を選ぶ際には、デザインの意図や用途に合わせて適切な用紙を選ぶことが重要です。
文集や資料集、論文集などの表紙の定番「レザック」と「色上質紙」は、質感や色味が異なるため、それぞれの特徴に基づいて選択することが求められます。
目次
表面の質感の違い
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レザックの表面仕上げ
レザックは特殊なエンボス加工によって、独特の凹凸模様が施された用紙です。この加工により、まるで革のような質感を持っています。独特の手触りによって高級感が演出できます。
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色上質紙の表面仕上げ
色上質紙は、上質紙に染料を混ぜて色をつけた用紙です。無地の上質紙と同じくコーティングがないため、ナチュラルでマットな質感が特徴です。さらさらした癖のない紙です。
発色性の違い
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レザックの発色性
通常の紙よりも発色は落ち着いており、インクの吸収もエンボス加工のため均一でないことがあります。このため、写真やイラストを使ったデザインには使いにくい場合があります。
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色上質紙の発色性
上質紙と同様にインクが紙に染み込みやすく、コート紙よりは落ち着いた発色です。しかし紙は平滑なので細部まで綺麗に印刷できます。紙自体に色が付いているため、印刷インクの発色もそれに影響を受けます。
色のバリエーションの違い
イシダ印刷で使えるカラーバリエーションは以下の通りです。
レザック
色上質紙
レザックはシックで落ち着いた色味が多めで、色上質紙は明るく爽やかなパステルカラーが多いです。
デザインによって使い分ける
「レザック」と「色上質紙」は、質感と色味の違いが大きな特徴です。レザックはエンボス加工による高級感と独特の手触りが特徴で、特別な印象を与えたい場面に適しています。紙そのものに個性があるので、印刷はシンプルに文字や罫線だけに絞ったほうが映えます。
一方、色上質紙は明るいカラーバリエーションと自然な風合いを持ち、ナチュラルで温かみのあるデザインに向いています。地色の影響を受けますが、写真やイラストなどを印刷しても可愛く綺麗に仕上がります。
選択する際には、デザインの目的や求める印象に応じて、これらの特徴を活かした紙を選ぶと良いでしょう。
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