表紙は厚紙がいい?製本方法に応じた選び方
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
表紙の選び方は、製本方法や使用目的によって異なります。以下に、製本方法別の厚さの選び方のポイントをまとめました。
目次
中綴じ冊子印刷
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特徴
中央部分を針金で留める方法で、薄い冊子に向いています。概ね40未満のページ数を推奨しています。
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おすすめの紙の厚さ
本文用紙と同じ厚みの紙が使われることも多く、薄くても綺麗の綴じれます(上質70K、コート紙、マットコート紙90Kなど)。株主通信やイベントパンフレットなど、薄さを重視する冊子の場合は薄い表紙で問題ありません。
しかし会社案内やブランドブックなど、耐久性と高級感を出したい時は本文より1~2段階厚い紙を使用するといいでしょう。
(本文が上質紙70Kの場合、表紙は上質紙90Kか110Kにする)
無線綴じ冊子印刷
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特徴
背を糊で固める方法で、厚めの本にも対応できます。イシダ印刷は最大800Pまで対応可能です。
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おすすめの表紙
冊子の耐久性を高めるために、通常は本文より厚手の紙を使用します。イシダ印刷の場合は最低でも上質紙110K、マットコート110K程度の厚みを推奨しています。
本文より2段階以上厚い紙を使うと、高級感がアップします。
(本文がマットコート90Kの場合、表紙は135K以上)
平綴じ冊子印刷
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特徴
ページの端を針金で留める方法で、書類の整理に適しています。
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おすすめの表紙
中綴じと同様、本文と同じ薄手の紙で問題ありません。むしろレザックのような厚い紙を使うとめくりにくくなります。
リング製本
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特徴
リングを使ってページを綴じる方法で、開きやすく、メモ帳やプレゼン資料に向いています。
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おすすめの表紙
ペラペラした紙だと耐久性もデザイン性も落ちてしまうので、厚手の紙を使用するのをおすすめします。上質紙180K、アート紙・マットコート紙の160K以上、レザックや新・清流じゅんぱくなど、ハガキに使えるくらいしっかりした紙を使うといいでしょう。
耐久性・デザイン性・コストを考慮する
上記の製本方法の違いを踏まえた上で、さらに耐久性・デザイン性・コストを考慮し、費用対効果の高い用紙選びをしましょう。
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耐久性
頻繁に使用する場合や長期保存する場合は、厚めの表紙を選ぶといいでしょう。
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デザイン性
プレゼンやプロモーション用の冊子では、レザックや新・清流じゅんぱく、江戸小染など、デザイン性の高いファンシーペーパーを使うことも検討してみましょう。
コスト:紙は厚くなればなるほどコストが上がりますし、デザイン性の高いファンシーペーパーはさらに高価です。内部資料や、短期の講習会で使う冊子など、プロモーション目的でない短期使用の冊子は最低限の薄さで作る、というのも賢い選択です。
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