表紙のアイデア5選 ― はじめての自分史 作り方ガイド(8)
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
目次
自分史の表紙、どうしよう・・・?
シリーズ8回目。今回は「表紙」です。
自分年表を作って、写真をまとめ、書くスタイルも決まって、自分史が書き進み、原稿も完成が見えてきたころ、思いの外悩んでしまうのが表紙です。
いざ表紙を何にしよう?と考えた時、なかなかパッと思いつかないものです。
例えば、文字だけの表紙にする場合でも、文字の大きさやフォントの種類、文字色、バックの色など、組み合わせの要素が多く、どれかひとつを変えても印象が大きく変わってくるので「考えだしたらキリがない!」とめげてしまいそうになります。
表紙は、本の第一印象を決める大切な「本の顔」です。
今回は、表紙のデザインにどのような種類があるか、どんなことに気を付けると決めやすいか、アイデアをパターン別にご紹介します。
自分史の表紙のアイデア5選
1 文字のみ
実は、シンプルに文字だけの表紙にはインパクトがあります。
白のバックに黒文字、黒のバックに白抜きの文字は意外にありそうでなかなかないデザインです。
文字の種類や大きさが少し変わるだけでも表紙の印象は変わってきます。
字に自信がある方は、筆や万年筆など手書き文字で表紙を作るのがおすすめです。あなただけが書ける文字で、世界にひとつしかないオリジナリティの高い自分史を作ることができます。
海外留学や海外での移住経験がある方は英文字のタイトルにすると、人生の足跡も表現でき、洗練された印象になります。
「The Story」や「My Story」など自分史を表すタイトルや、「The Baseball Life」など自分らしさを表すタイトルにすると、本の主人公(あなた)がイメージできる表紙となって、自分史により一層個性が生まれます。
2 自分の写真を使用する
これも王道。自分史の主役は「自分」なのですから、当然、自分の写真を使って表紙にします。
証明写真のような構図や、直立不動のポーズよりも、動きのある写真の方が何倍も印象づけられます。
趣味に没頭している姿、家族との談笑、街を歩く姿でもよいです。ぜひ動きのある写真を使ってみてください。
ポイントは、あえてカメラ目線になっていない写真にすること。
読者が感情移入しやすく、より自然な姿でイメージを表現できます。
3 写真をコラージュする
自分の写真ではなく、思い出の品や風景を何枚も写真に撮って、それらをコラージュしたものを表紙にする方法です。
カラフルでにぎやかなデザインでありながら、さまざまな思い出の場面がよみがえる、大切な自分だけの表紙になるでしょう。
4 座右の銘
「笑う門には福来る」「生きてるだけで丸儲け」・・・などなど、あなたの人生の信条とする座右の銘を表紙タイトルに使うというのも一手。
人生を一言で表す座右の銘。ことわざや著名人の名言もいいですし、自分で考え、心に決めたオリジナルの言葉を使った表紙は、読む人の印象に深く残ります。
5 イラスト・絵
自作の絵もインパクトがあり、見る人を楽しませます。
プロ並みに上手くなくてかまいません。絵はその人の人柄や性格を表します。自分らしさが素直に表現された絵なら、鉛筆でさっと描いたデッサンやマンガ風のイラストでも、素敵な表紙になります。
今まで描いたことがなくても、チャレンジしてみるのも、もちろんアリ!です。表紙作りをきっかけに、絵を描く楽しさに出会えるかもしれません。
表紙の紙や、本を綴じる方向もデザインの一つ
表紙のアイデアはまだまだありますが、代表的な5つを紹介しました。
まずパターンを決めてみて、これらを組み合わせたり、「私だったらこうしてみよう」と少しずつアレンジを加えていくと楽しいですよ。
ぜひ、自分に合った方法で自分だけの個性あふれる表紙をつくってみてください。
表紙のデザインを考えるとき、どんな用紙にするか、本を綴じるのは右側か左側か、綴じ方は・・・といった、本になった時のこともイメージしつつ進めるのも大切です。
こちらの記事では、そういった本作りの際に必要な用紙、製本方法についてわかりやすくご紹介しています。
表紙用紙の種類と選び方・・・定番の用紙から、高級紙まで印刷されたときの仕上がりや質感について
製本の方法を決める・・・無線綴じ、中綴じ(針金綴じ)、平綴じ(ホッチキス留め)のそれぞれの特徴やメリット、デメリット
右綴じ?左綴じ?どっちにすればいい?~冊子づくりのポイント~・・・原稿の書き方向によって決まる、本の綴じ方
イシダ印刷で自分史を作るなら価格は?
イシダ印刷では1冊から自分史のご注文をお受けいたします。
ご予算やご希望のイメージに沿った印刷方法など、お気軽にご相談ください。
こちらのページで、自分史の印刷・製本の目安となる注文価格をご案内しております。
次回は、台割表をつくろう ― はじめての自分史 作り方ガイド(9)です。
自分史や会報、写真集などの本・冊子の入稿データ作成を文字入力から承っております。
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