箔押しとは？

箔押しとは、通常のモノクロ印刷やフルカラー印刷に加えて、一部分に金属箔を貼る加工です。

辞書や全集など、重厚な冊子のタイトル文字によく使われています。卒業アルバム、卒園アルバムのタイトルにも箔押しが使われます。

 

イシダ印刷では、冊子の表紙（表1）と裏表紙（表4）、背表紙に金、銀の箔押し加工がオプションで追加できます。

箔押しの注意点

レザックなどの凹凸の多いざらついた紙は、箔がやや剥がれやすいです。また、1pt以下の細い罫線などは、箔が見えにくくなってしまうので注意が必要です。

 

箔はあまり大きな面積に使えないため（後述します）、オブジェクトが小さくなりがちです。細かい線画のイラストよりは、ベタ塗りのロゴ、シンプルなイラスト、大きなタイトル文字に適しています。

箔押し加工の入稿データ作成方法【５つの重要ポイント】

 

こんな冊子におすすめ

• アルバム
• 作品集
• 同人誌
• 詩集
• 小説
• エッセイ
• 記念誌
• 追悼集

インクには表現できない箔の光沢は、冊子全体の高級感、特別感がぐっと増して、大変華やかで目立つ冊子に仕上がります。

 

会社案内やカタログの表紙にも箔押し使われることがあります。
箔の加工料金が別途かかりますが、高級感を演出できるメリットを活かして、記念のキャンペーンを盛り上げたり、他社商品との差別化を図ることができます。

 

箔押しの冊子　印刷価格はいくらになる？

冊子印刷のオプション加工に箔押しを追加した印刷価格はいくらになるでしょうか。
無線綴じ冊子の表紙（表1）のタイトル文字に箔押しを付けると想定して、印刷価格を見積もってみました。

 

例えば、無線綴じ冊子の表紙に、縦5cm×横5cm＝25㎠の面積にロゴマークを箔押しした場合、500部だと1冊あたり325円、合計162,521円で印刷製本できます。

箔押しの追加料金は1冊あたり約70円となります。

• サイズ　　：　A4
• 部数　　　：　300部、500部
• 本文ページ数　：　100ページ
• 製本方法　：　無線綴じ
• 表紙　　　：　アートポスト160K／カラー
• 本文　　　：　上質紙70K／モノクロ
• オプション加工　：　箔押し（金、36㎠）
• PDF入稿（10％OFF！）
• オフセット印刷

 

他の用紙や製本方法、オプション加工を使った印刷価格は3分でわかる！お見積もり＆ご注文でチェックできます。ぜひお試しください！

 

箔押しは面積によって追加料金が変わる

冊子印刷の注文時に、箔押しを追加する方法は簡単です。
お見積もり＆ご注文の「オプション加工」から「箔押し」を「あり」に選択して、色やサイズを選ぶだけです。

 

箔押しはワンポイント使いが「映える＆リーズナブル」

箔押しの追加オプションが通常の印刷と違うところは、箔押し料金は面積によって決められている点です。

 

例えば、A4サイズの冊子でも、表紙一面（210mm×297mm）に箔押しを入れることはできません。
箔押しができる最大面積は100平方センチメートル以下で、10cm×10cm＝100㎠、15cm×4cm＝60㎠、3cm×3cm＝9㎠などが箔押しOKの面積です。

36㎠まで、64㎠まで、100㎠までと3つに分けられ、部数ごとに加工料金が設定されています。
面積が小さいほど加工料金は安くなります。

 

箔押しは広範囲に入れるより、タイトルやロゴマークなどピンポイントで使った方がデザインが引き立ち、加工料金も安くで仕上がります。

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