表紙だけカラー印刷の無線綴じ冊子
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
無線綴じ冊子の特長は、大量ページを綺麗にしっかり綴じられるということです。無線綴じはくるみ製本、並製本とも呼ばれ、本文を束ねて表紙用紙でくるんで背表紙を糊で固定する製本方法です。
低コストながら本格的で高級感のある仕上がりが持ち味です。
イシダ印刷では最大800ページまで綴じることができます。
低コストのモノクロ本文×魅力的なカラー表紙
ページ数の多い冊子の本文をフルカラーにすると、コストがどうしても高くなってしまいます。論文集や小説、マニュアル、テキスト、資料集など、ページ数の多い読み物を作る際によく採用される仕様が、モノクロ本文×カラー表紙です。
本文はモノクロで低コストにおさえながらも、表紙をカラーで印象的に仕上げることによって、冊子の存在感がぐっと大きくなります。
句集、詩集、漫画、同人誌、ZINEなど、イベントや書店で販売したい本におすすめの仕様です。
カラー表紙におすすめの紙
イシダ印刷で無線綴じ冊子を作る場合、表紙は以下のラインナップから自由に選べます。薄い紙は選択肢にありません。無線綴じは本文を背表紙で支えるため、少し厚手の紙を使う必要があります。
- カラー表紙の定番はコート135Kです。
本文用紙でよく使うコート90Kや上質70Kの1.5倍くらいの厚みですが、程よく捲りやすい薄さで、会社案内やカタログなどでよく見かけます。
もっと高級感のある仕上がりにしたい方は、さらに厚手のアートポスト160K、180K、200Kを使用するといいでしょう。 - コート紙、マットコート紙、アートポスト紙、マットポスト紙はどれもインクの発色を向上させるコーティング剤が塗布されており、鮮やかな色や濃い色がデータに忠実に印刷できるのが特長です。
コート紙、アートポスト紙は表面がつるつるしていて、光沢が強いです。光沢感を消したい方は、マットコート紙、マットポスト紙を選びましょう。
コート紙、マットコート紙、アートポスト紙、マットポスト紙の使い分けについては下記もご参照ください。
カラー表紙におすすめしない紙
本文用紙のうち、レザック、色上質紙、江戸小染は地色がついているので、カラー印刷には少々コツが必要です。印刷のインクは半透明なので、紙の地色が影響するのです。ロゴや小さいイラストなど、ポイントで色を使用するのは良いですが、全面に写真を印刷するようなデザインは向いていません。価格の安い紙ではないですし、地の風合いをそのまま生かしたシンプルなデザインが良いでしょう。
上質紙は白いシンプルな紙ですが、コーティング剤が塗布されていないナチュラルな紙なので、コート紙に比べると発色が劣ります。
会議資料やテキストなどの簡単な冊子なら十分なクオリティに仕上がりますが、長期保存したい大事な冊子にはコート紙を使うのをおすすめします。
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