自費出版の小説・同人誌に最適な本文用紙は?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
小説や同人誌を出版する際、本文用紙の選択はとても重要です。用紙の質感や色、厚さは読者の体験に大きな影響を与えます。今回は、本文用紙の種類や選び方、印刷時に押さえておきたいポイントを解説します。
目次
本文用紙の選び方のポイント
本文用紙を選ぶ際には、以下の点に注目しましょう。
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読者の読みやすさ
目に優しい用紙を選ぶことで、長時間の読書が快適になります。
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作品の雰囲気に合う質感
用紙の質感が作品のテーマに合っているかを考えましょう。
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コストパフォーマンス
部数や予算に応じて、コストと品質のバランスを見極めることが重要です。
本文用紙の選択は、作品の完成度を大きく左右します。読者の目の疲れを軽減する紙や、作品のテーマにマッチした用紙を選ぶことで、印象が大きく変わります。
自費出版や同人誌制作の際は、ぜひ本文用紙にもこだわってみてください。
文学作品の定番、書籍用紙
読み物の本文として一番おすすめなのは書籍用紙です。
小説や文庫本でよく使用される、目に優しいクリーム色の紙で、長時間の読書にも適しており、文学作品や同人誌に人気です。
イシダ印刷は書籍用紙の種類が豊富で、書籍用紙72.5kg、ホワイト書籍、ラフ書籍の3種あります。
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書籍用紙72.5kg
淡いクリーム色でなめらかな質感の紙です。一番薄手で、分厚い小説にも適しています。
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ホワイト書籍
ホワイト書籍は「ソリストホワイト」という銘柄の紙で、「主張しすぎない白さ」がコンセプトの高白色(白色度85%)の書籍用紙です。書籍用紙に比べると繊維の密度が低く、柔らかくて厚みがあります。ページ数の少ない本をリッチに見せる効果があります。
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ラフ書籍
ラフ書籍は「ニューシフォンクリーム」という銘柄の紙で、ホワイト書籍(ソリストホワイト)よりさらに繊維の密度が低くて厚みの出る紙です。ラフな柔らかい印象で、お洒落な雰囲気に仕上がるので余白の多い本におすすめです。
価格は書籍用紙72.5kg<ラフ書籍<ホワイト書籍の順番に高くなります。
コスト重視派&くすみのない白がいい方は上質紙
上質70Kは最も安価でプレーンな白い紙です。所謂、コピー用紙と同じようなサラッとした癖のない紙です。滑らかで上品で、十分綺麗な印刷物に仕上がります。
また、書籍用紙のクリーム色っぽい色が作品の雰囲気と合わない場合は、あえて純白の上質紙を選ぶのもいいでしょう。表紙が鮮やかな発色のイラストだったり、近未来やSFっぽいデザインを大事にしている作品なら、白色度の高い紙が適しています。
試し刷りを確認する
用紙の特性はなんとなくわかっても、なかなか本になってみないと印象は分からないものです。
仕上がりのイメージを確認したい方におすすめなのが試し刷りサービスです。
1冊だけ先に仕上げて送ってもらえるサービスで、データ差し替えは無料なので色校正、文字校正としても使えます。
納得のいく仕上がりにしたい方はじっくり時間をかけて試し刷りを精査し、納得した上で印刷しましょう。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
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お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
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