箔押しで失敗しない表紙デザイン(線の太さ、フォント選び)
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
箔押しは、表紙のタイトル文字やデザインの一部に箔を使う印刷の加工技術です。
金色や銀色の箔を使うことで、インクでは表現できない輝きが表紙に強い存在感、高級感を与えます。
記念誌や卒業文集、アルバムなど、特別な一冊におすすめです。
表紙の箔押し加工は、入稿データの作成が通常の印刷とは違う点があります。
失敗しないよう、箔押しのデータ作成について解説します。
イシダ印刷 冊子のオプション加工 箔押しの他、ブックカバーやPP加工など様々な装丁加工があります
箔の種類とサイズ
箔押しのは様々な色があり、印刷会社によって取り扱う色や箔押しできる範囲が違います。
イシダ印刷では、表紙の箔押し加工に金と銀の2色、最大100平方センチメートルまで指定できます。
64平方センチメートル以内、36平方センチメートル以内と範囲に区切りがあり、範囲が小さいほど追加料金が安くなります。
例えば、A4冊子の表紙に箔押しを追加する場合、図のように存在感のある箔押しを入れることができます。タイトル文字の大きさとしても十分な範囲でデザインできます。
一か所だけの箔押しだけでなく、タイトル文字と罫線、ロゴマークとイラストなど複数の箔押し加工も可能です。
箔押しで失敗しない模様、デザイン
箔押しの図柄は、細さが1mmを下回ると、紙によってはかすれたり潰れたりする可能性があります。
薄い箔を熱で圧着するシールのような状態なので、箔の面積がある方が安定した仕上がりになるのです。
例えば、箔で表現したいロゴマークは、最も細い部分を1mm以上にする必要があります。
細かな線を箔押しで表現するには?
細かく複雑な模様より、単純な形の方が失敗は少ないですが、繊細な美しい模様の箔押しで表紙を飾りたい場合はどうすればよいでしょうか。
図のような飾り罫やイラストをデザインする表紙は、一番細い箇所を計って、1mmを下回るようでしたら少し太くしておきましょう。
Illustratorで見ると、細い罫線を太くすると野暮ったく見えてしまいますが、金箔、銀箔にすると意外と違和感がありません。
箔押しで失敗しないフォント
同じフォントの大きさでも、ゴシック体より明朝体、サンセリフ体よりセリフ体の方が細い部分があるので、仕上がりに少々ムラが出る可能性があります。
細い文字が少しかすれると、味が出ることもありますが、仕上がりの雰囲気は出来上がってみないとわかりません。
絶対失敗したくないデザインは、箔押し加工を指定する文字に細すぎるデザインの明朝体を避けるのが無難です。
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