研究成果を一冊にまとめるためのステップガイド
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
論文集を作成することは、研究者や学会、教育機関にとって重要な作業です。研究成果や学術的な知見を共有するために、複数の論文を一冊にまとめることが求められます。論文集は、学術的な価値を高め、研究者同士の知識の交流を促進する重要な役割を担っています。
目次
論文集のテーマの選定
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学会発表や研究の成果をまとめる
学会やシンポジウムで発表された論文を集めて一冊にまとめる。
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特定のテーマに基づく研究成果を収める
特定の分野やテーマについての論文を集め、深い知識を提供する。
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記念のために発行する
研究所や大学の記念論文集として、特定の人物や出来事を祝うための一冊。
目的が決まったら、その目的に合った論文を集める基準を設定しましょう。
目次を作る
単独の論文なら目次は必ずしも必要ではないですが、論文集なら必須です。論文のテーマや内容に沿って構成し、きちんとページ番号も記載しましょう。Wordなら目次の自動作成機能もあります。
論文集のデザインとレイアウト
多くの人に読んでもらうために、デザインとレイアウトにも気を配る必要があります。といっても、あまり装飾的になりすぎても論文集に相応しくないので、余白と文字のバランスだけ気をつければ問題ありません。
文字が多い本の場合、写真やビジュアル要素が多い本よりも余白を多めに取ると読みやすいです。A4〜B5の雑誌やカタログは余白が四方15mm程度であることが多いですが、論文集の場合は25mm〜30mmあるとすっきりします。
印刷と製本
論文集の内容が決まり、デザインが整ったら、印刷と製本の段階に進みます。ネット印刷のサービスを利用すれば、面倒な見積もりのやり取りや打ち合わせなどなく迅速に高品質な印刷物が作れます。
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印刷方式
論文集が大量に印刷される場合は、オフセット印刷が最適です。一方、小ロットで印刷したい場合は、オンデマンド印刷が便利です。
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製本方法
ページ数が多い冊子は無線綴じが最適です。
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本文
論文は白い上質紙を使うのが一般的です。しかし書店で販売したり、書籍としての流通を目指している場合は小説などと同じ書籍用紙を使ってもいいでしょう。
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表紙
記念品として作る冊子ならレザックなどの色と模様のついた豪華なファンシーペーパーがお勧めです。箔押しオプションと併用すると、かなり立派な見た目になります。
書店などで販売するならコート紙にカラー写真を印刷して、内容が伝わるデザインにするといいでしょう。
身内に配るだけなら、色上質紙に黒文字だけでも十分です。
スケジュールに余裕を持って発行する
印刷に慣れていないと、ちょっとしたデータのミスや手違いで作業が止まることがあります。
最短納期でギリギリに入稿するのではなく、価格の安い長めの納期を選んで余裕を持って入稿し、確実に目標の期日に発行できるようにしましょう。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
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製本方法から選ぶ
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