無線綴じ冊子の「見返し加工」とは？使い方や印刷製本価格～オプション加工について知ろう（5）～

本年度の卒業アルバムのご依頼について、予定する冊数を超えましたので停止しています。
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。

公開日：2019/06/26 / 最終更新日：2024/03/03
カテゴリー: 本の装丁・オプション加工
タグ: 無線綴じ冊子 , 製本 , 冊子印刷の価格 , 印刷製本のオプション加工

イシダ印刷の印刷製本は、装丁や表面加工など5種類のオプション加工をお選びいただけます。

それぞれの加工ごとに解説するシリーズは今回が最後。
「見返し加工」の使い方や、見返し付きの冊子印刷の価格例をご紹介します。

見返し加工

見返し加工とは？

見返し加工　冊子印刷

見返し加工

見返し加工とは、表紙と裏表紙の内側に紙を貼り、本・冊子を補強して装飾性を高める加工です。

表紙と本文の間に見返し用の紙を挿入し、紙の半分は表紙と接着して、半分を遊び紙として本文の前後に付けます。
表紙と本文をつなぐような役目も果たし、本全体の耐久性を高めます。

表紙の内側全面に貼り付ける紙を見返し紙、その次ページとなる貼りつけていない紙を見返しの遊びと呼びます。

高級感のある仕上がりになる見返し加工は、無線綴じやハードカバーの装丁として、書籍や記念誌、報告書、論文、他にも小説、写真集、図録、文集・詩集、自分史など本、冊子を本格的に演出する製本の加工です。

見返し加工

イシダ印刷では、カラー用紙の色上質特厚口、白無地の上質紙110Kの見返し加工の用紙があります。

色上質特厚口は29色のカラーバリエーションからお選びいただけます。（下画像）

見返し加工に使う用紙は、一般的に本文用紙より厚めの用紙を使いますが、表紙のデザインや本文の雰囲気に合った色や用紙で、デザインしてみましょう。

色上質紙　29色

表紙を開いて、パッと鮮やかな色が目に飛び込んでくる経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。それはカラー用紙を使った見返し加工の本です。

見返し加工をした冊子を記念誌、写真集、自費出版・企業出版の3パターンで価格をみてみましょう。
1冊あたり何円くらいで見返しのある冊子ができるでしょうか？

写真集、画集、図録などのフルカラー冊子に見返し加工を施し、本格的な装丁に仕上げた仕様の印刷製本価格をみてみましょう。

サイズB5	納期	300冊	500冊
50ページ	超ゆったりコース(10営業日)	97,859	151,059
	ゆったりコース(7営業日)	97,859	151,059
	標準コース(5営業日)	129,140	205,988

＊価格をクリックすると、仕様が入力された3分でわかる！冊子印刷のお見積もり＆ご注文ページにリンクします。遷移後に仕様の変更、見積書PDFのダウンロードもできます。
＊キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。

この仕様で500冊の場合、1冊あたり約297円で見返し加工のついたフルカラー本ができます。

自費出版や企業のブランディングや広報で出版される書籍におすすめの仕様に、オプション加工に見返し加工と、表紙にはツヤと高級感、耐久性がアップする表紙PP加工を追加した価格例です。

サイズB6	納期	300冊	500冊
200ページ	超ゆったりコース(10営業日)	186,415	264,823
	ゆったりコース(7営業日)	186,415	264,823
	標準コース(5営業日)	254,202	341,061

この仕様で500冊の場合、1冊あたり約520円で見返し加工と、表紙PP加工のついた自費出版や企業出版の書籍が出来上がります。

A4サイズの無線綴じ冊子で記念誌によく選ばれる仕様に、見返し加工と表紙PP加工のオプション加工を追加しました。

本文印刷はカラー・モノクロ混在印刷で全ページフルカラー印刷よりも大幅に印刷料金をおさえられる仕様です。

サイズA4	納期	300冊	500冊
80ページ	超ゆったりコース(10営業日)	161,942	253,384
	ゆったりコース(7営業日)	161,942	253,384
	標準コース(5営業日)	220,831	337,095