無線綴じのページ数の限界は?最低&最大ページ数と印刷価格、用紙選びのポイント
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
目次
無線綴じとは?
無線綴じとは、ページを束ねて背に製本用の特殊糊をつけて、表紙用紙でくるんで綴じる製本方法です。くるみ製本ともいいます。
平らでまっすぐな背表紙のある、綺麗な直方体の本格的な冊子に仕上がります。
記念誌、追悼集、文集、論文集、教科書など繰り返し使用する冊子には無線綴じ製本がおすすめです。
参考記事:
無線綴じと中綴じの違いを比較 価格や本の特徴で使い分ける【冊子印刷】
無線綴じの最低ページ数は4ページ、最大ページ数は800ページ
無線綴じの本文ページ数の限界は、最低(最小)4ページから、最大800ページです。(イシダ印刷の場合)
最低、最大ページ数は印刷会社によって対応ページ数が異なりますので、注文前に確認しましょう。
紙を折って真ん中を針金で留める中綴じよりも、大量のページ数を綴じることができます。
無線綴じ冊子を作るときの注意点「背幅」
無線綴じは背で留めるので、ページ数が少ないと背表紙がしっかりと出来ません。
イシダ印刷では4ページから無線綴じ冊子を印刷製本できますが、50~60ページ以上あると綺麗な背表紙を出すことができます。
背幅は、本文や表紙に使う紙の種類、ページ数によって変わります。背幅計算ツールで用紙を選んで、ページ数を入力したら自動で無線綴じ冊子の背幅(mm)を計算できます。
背表紙は何ページからできる?背幅は何mm必要?【無線綴じ冊子の製本】
無線綴じの本文用紙は「ページ数」で決める
無線綴じはどんな紙でも冊子にまとめることができる便利な綴じ方ですが、本文用紙はページ数に注意して選ぶ必要があります。
ページ数の多い冊子は、薄めの本文用紙を選びます。
例えば、本文800ページの冊子を重いコート紙で作ると、持つのがかなり大変になります。
上質紙や書籍用紙の70Kや55Kなど、軽くて薄い紙を本文用紙に使用しましょう。
ページ数の少ない冊子にどんな紙を選んでもいいですが、12ページ以下の冊子で紙が薄すぎると冊子全体が頼りない印象に。
ページ数の少ない冊子には、上質紙の90Kや薄めのコート紙、マットコート紙などを使いましょう。
無線綴じの表紙にはどんな用紙を選べばいい?
無線綴じ冊子の表紙用紙には自由に好きな用紙を選べますが、本文より厚いものを使うと冊子の強度が増し、見た目も綺麗です。
例えば、本文用紙が上質紙70Kなら、表紙にはコート紙やマットコート紙の110K以上がいいでしょう。厚めの色上質紙もおすすめです。
ページ数の多い冊子は、その分表紙にかかる負荷も大きいので、数百ページに及ぶような厚い無線綴じ冊子には、表紙にアートポスト、マットポストの160K以上や、レザックなどを選ぶと良いでしょう。見た目もぐっと高級になります。
無線綴じ冊子の印刷価格は?最低ページ数と最大ページ数で見積もってみる
イシダ印刷の無線綴じ冊子の印刷製本は、比較的安価な中綴じと大差のない格安の料金設定でご注文いただけます。
教科書や学習塾のテキスト、問題集など教材で一般的なB5サイズの無線綴じ冊子を一例に、最低ページ数、最大ページ数の印刷価格をみてみましょう。
ページ数の少ない無線綴じ冊子の印刷価格
- サイズ : B5
- ページ数 : 4ページ(背幅約0.5mm)、50ページ(背幅約3.5mm)
- 綴じ方 : 無線綴じ
- 表紙 : マットコート紙110K/カラー、片面印刷
- 本文 : 上質紙90K/モノクロ
- 印刷方法 : オフセット
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
ページ数の多い無線綴じ冊子の印刷価格
- サイズ : B5
- ページ数 : 200ページ(背幅約10.3mm)、800ページ(背幅約40.3mm)
- 綴じ方 : 無線綴じ
- 表紙 : アートポスト160K/カラー、片面印刷
- 本文 : 上質紙70K/モノクロ
- 印刷方法 : オフセット
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
上記の仕様で、B5サイズの無線綴じ冊子500部が4ページなら1冊あたり48.2円、800ページなら1冊あたり1570円で印刷製本できます。
※納期は超ゆったりコース (10営業日)、10%割引のPDF入稿の場合(2024年6月現在の通常価格)
オフセット印刷は部数が多くなればなるほど、印刷コストを抑えることができ、モノクロであればさらに安くなります。
参考記事:
オフセットがオンデマンドより安くなるのは○○がポイント!【印刷価格を比較】
他の用紙や部数、ページ数での無線綴じ冊子の料金は3分でわかる!お見積もり&ご注文からお確かめください。
サイズや用紙など、クリックして選ぶだけで自動で料金が表示されます。
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