【変形サイズの冊子印刷】横型(横長・横綴じ)冊子の作り方、印刷価格
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
書店や図書館で見かける、絵本や写真集の「横型」の本や冊子。
一般的な縦型とは違った、クリエイティブで作品の世界観が伝わる横型(横長・横綴じ)冊子は、変形サイズの中でも人気があります。
最近では趣味やサークルで作る同人誌でも、横型の紙面で作品を表現している冊子を見かけるようになりました。
そんな横型(横長・横綴じ)冊子の作り方、印刷製本について、制作のポイントや価格をご紹介します。
目次
横型(横長・横綴じ)に向く冊子、向かない冊子
横型に向く冊子、決め方
横型の本には、どんな内容の作品が向いていて、また、綴じ方向を横型の本に決めるポイントは何でしょうか?
まず、本にまとめたい写真作品や絵画、イラストには、どんな比率の作品が多いかを把握しましょう。
横長の作品が多ければ、横綴じ、横型のサイズで仕上げるのがベストです。
横型(横長・横綴じ)の本・冊子は、絵本、フォトブック、イラスト集、画集・写真集などの作品集はもちろん、会社案内やパンフレットにもおすすめの綴じ方です。
絵画やイラスト、写真などのグラフィックの大きい横型画像をページいっぱいにレイアウト、印刷できます。スケールの大きい風景写真は特に、ページいっぱいに大きく配置するのがおすすめです。
横長の冊子は開くと、見開きでさらに視界が横へ広がり、ダイナミックな印象を読者に伝えられるのも大きな魅力です。
会社案内やパンフレット、記念誌を横型冊子に
会社案内やパンフレットの印刷製本は縦型が主流ですが、横型に合ったビジュアルを制作することで、ブランドイメージや商品を効果的に訴求できます。
横型の冊子には手にすると、持ち慣れた縦型とは違った、少し特別な閲覧体験を演出でき、競合他社と差をつけたい時や、商談や店頭で顧客様へ向けたイメージアップに役立てられます。
また、周年行事の記念誌にもおすすめです。
企業の歴史をまとめた年表や、業績の推移を示したグラフなどを横長の見開きでまとめると、一覧性が高まり見やすく、迫力もあり、印象深い読後感が生まれます。
創業から長い歴史をもつ老舗企業や、社会情勢の変化と共に成長した企業の歴史をグラフィカルに伝えたい時などにも横型(横長・横綴じ)の冊子は適しています。
横型(横長・横綴じ)に向かない冊子
細かい文字を沢山読むような本・冊子には、横型(横長・横綴じ)のサイズは適していません。
例えば、小説やエッセイ、論文集などは、小ぶりな縦型の判型が適しています。
横型冊子の印刷製本には、ネット印刷・印刷会社を使ったほうがいい理由
横型冊子を自家製での作成しようとすると意外と大変です。
A4サイズ(210mm×297mm)の縦型中綴じ冊子ならば、幅420mm×高さ297mmのA3の紙を二つ折りにすれば出来上がり、コンビニやオフィス、学校のコピー機でも作成できます。
しかし、横型冊子をA4サイズでコピー機を使って自作するには、幅594mm×高さ420mmのA2用紙を横に切った、横長の用紙を半分に折って製本します。
このサイズの用紙を用意するのは難度が高く、またコピー機、プリンターは「A3ノビ」までの対応がほとんどで、A2サイズの印刷製本に対応した大型印刷機が必要になります。
やはり、横型冊子の印刷製本には、ネット印刷・印刷所への注文が、仕上がりも含め最適なソリューションといえます。
少部数、少ページ数でも低コストで、写真や絵も綺麗に再現できます。
では、横型冊子の印刷製本をネット印刷や印刷所に注文したら、いくらになるのか価格の目安をみてみましょう。
横型冊子の印刷価格シミュレーション
写真集や画集などによく選ばれる仕様で、横型冊子の価格をシミュレーションしました。
A5横サイズのフルカラー冊子をマット系の用紙で印刷製本した、イシダ印刷での価格例です。
- サイズ : A5ヨコ
- 製本方法 : 無線綴じ
- 表紙 : マットコート160K/カラー
- 本文 : マットコート90K/カラー
- 印刷方法 : オンデマンド印刷
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
この仕様で60ページ500冊のフルカラー写真集を印刷製本するなら、1冊あたり約498.6円で横型冊子を作ることができます。
他の用紙や部数、オプションを使った料金は3分でわかる!お見積もり&ご注文からお確かめください。
サイズや用紙など、クリックして選ぶだけで自動で料金が表示されます。
同じ仕様でも、納期を7日、10日としていくと安くなります。さらに、PDFで入稿なら10%OFFです!
横綴じ冊子の発注方法
イシダ印刷での横型(横長・横綴じ)冊子の注文方法は、とても簡単です。
冊子の向きを「横」に選べばOKです。
仕上がりサイズは、A5横、B6横を選択できます。
無線綴じ冊子、中綴じ冊子、平綴じ冊子、リング製本で横型(横長・横綴じ)の製本が可能です。
「カスタムサイズ」で縦横の長さを指定して、自由なサイズで冊子印刷ができます。
綴じ方向(右・左)の注意点
フォトブックや写真集など、画像を見せる本・冊子は左綴じにするのが一般的ですが、文章が縦書きの絵本の場合は右綴じになります。
右綴じ、左綴じのどちらでも横型(横長・横綴じ)に対応しています。
作品やブランドのイメージに合った冊子づくりに、横型サイズをぜひ活用してみてください。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。