本文で用紙を2種類つかいたい時はどうする?挿絵、口絵、グラビアページに最適な本文用紙
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ファッション誌や漫画雑誌などは一つの冊子にいくつもの紙が使われています。ページ数が多く、文字や写真、イラストなど、様々な要素が入る冊子はページによって印刷方法や用紙を変えることが多いです。その方が内容もメリハリがつくし、コスト削減にもなるからです。
例えば文字が中心のエッセイやコラムのページはさらさらした上質紙や書籍用紙、ラフ紙が使われますが、写真のページはつるつるしたコート紙が使われます。特集ページには色付きの紙が使われることもあります。
色付きの紙を挿入してメリハリをつける
本文で用紙を2種類使いたい時、色上質紙ならオプションの「扉」加工で挿入できます。一冊につき最大20枚まで、印刷なし、モノクロ/カラー印刷、片面/両面印刷を自由に選べます。
下記の記事もご参考ください。
文字に適した用紙と写真に適した用紙を使い分ける
文字が主体の論文集や資料集、テキストなどは上質紙や書籍用紙で印刷されます。フルカラーの写真やイラストが用いられたパンフレットや会社案内などはコート紙やマットコート紙で印刷されます。
用紙の使い分け方のコツ
どんな内容をどんな紙で刷ればいいのか?
以下を参考にしてみてください。
文字に適した紙
- 上質紙
- 書籍用紙
- ホワイト書籍
- ラフ書籍
- 色上質紙
モノクロの文字はどんな紙でも問題なく綺麗に印刷できますが、さらさらした自然な質感で目に優しい紙を選ぶと、より心地よい読書になります。
上質紙は最も安価でプレーンな紙です。論文集や資料集、プレゼン資料などの定番です。
少し色のついた書籍用紙、ホワイト書籍、ラフ書籍は黒い文字とのコントラストを下げ、長文を読んでも疲れないので小説や自分史などにおすすめです。
写真に適した紙
- コート紙
- マットコート紙
- モンテシオン
- モンテルキア
写真を印刷する際は、インクの発色を向上させるコーティング剤が塗布されたコート紙を使うと色鮮やかに仕上がります。
コーティング剤が塗布された紙を塗工紙といいます。コーティング剤が塗布されていない非塗工紙でのカラー印刷も十分可能ですが、色が沈んだ印象になります。
モンテシオンとモンテルキアはナチュラルな繊維の質感が生かされた紙ですが、少しコーティング剤が塗布されているので上質紙よりは発色がいいです。
上質紙とコート紙の混在印刷、コート紙と書籍用紙の混在印刷など、紙を変更することで冊子が豪華な印象になるだけでなく、それぞれのページに適した用紙を選ぶことでコスト削減にもつながります。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
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