本の装丁「扉」のデザイン、表紙、表紙カバーと同じにする理由とは?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
本の装丁「扉」のデザインをどうするかというのは、本を作るときになって初めて意識する問題ではないでしょうか。
自分でいざ本を作ろうとすると、本文以外のところで悩むことが少なくありません。
扉のしくみ
本文の前に位置する部分を「前付(まえづけ)」といい、本扉(題扉)は前付を構成する要素のひとつになります。
具体的には扉は本文の前、表紙のあとにくる最初のページのことであり、見返しがある場合は(見返しの遊びを除いて)その次にくるページが本扉にあたります
前付けは、扉のほかに献辞・口絵・序文・凡例・目次・図版などで構成されます。
扉のデザイン
本扉のあとに「まえがき」や「目次」がくるのは多くの書籍に共通していますが、本扉の体裁は本によって異なります。
そこで流通している書籍の本扉がどうなっているか調べてみたところ、
「多くの書籍の本扉は「書名」「著者名」「出版社名」が印刷されているが、なかには表紙(または表紙カバー)とまったく同じデザインが印刷されているものもあり、それらのほとんどが実用書、または読みものである」
ということが分かりました。
さらにはジャケット(表紙カバー)と表紙(表1)と本扉の3面がまったく同じ場合もあるようです。
表紙カバー、表紙、扉のデザインを同じにする理由とは?
表紙のデザインはいわば本の顔であり、読書のモチベーションにも大きく関わってくるものですが、一冊の本にいくつも同じ顔を配置するのはなぜでしょうか。
一般的に、表紙カバーが付いていれば表紙カバーのデザイン、表紙カバーが付いていなければ表紙(表1)のデザインが本の顔にあたります。
実用書や読みものは内容の性質上、表紙カバーを外して読まれることも想定して、読んでいる本の顔が分からなくなることを防ぐために、本扉にも同じものが採用されているのかもしれません。
扉、表紙カバーをつけた印刷製本
イシダ印刷の印刷製本では、無線綴じ冊子に扉、表紙カバーをオプション加工で追加できます。
表紙カバー、表紙、扉を同じデザインでのご注文、ご入稿も多数承っております。
作りたい本の分野が実用書や読みもので、本扉のデザインに迷ったら、表紙と同じデザインを採用してみてはいかがでしょうか。
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