文庫・新書サイズの冊子を美しく仕上げるポイントとは?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
文庫や新書サイズの冊子は、小さくコンパクトで手軽に持ち運べるため、多くの読者に親しまれています。文庫・新書サイズの冊子を美しく仕上げるには、紙の選定、レイアウト、フォントサイズ、製本方法、カバーデザインなど、細部にこだわることが必要です。美しい仕上がりを実現するためのポイントを以下にまとめます。
紙の選択
文庫や新書サイズの場合、軽さと質感がポイント。読者にとって手に取りやすく、読み心地の良い紙を選ぶことが求められます。
まず、解説書やマニュアルなどかっちりした内容の場合、白色のプレーンな薄い紙「上質紙」が最適です。
小説や詩集、エッセイなど、文芸書なら市販の文庫本でも使われている淡いクリーム色の「書籍用紙」がおすすめです。
イシダ印刷は書籍用紙もいくつかの種類を用意しているので、好みのものを選んでください。
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書籍用紙 [琥珀N(淡クリーム琥珀)]
市販の文庫本とほぼ同じ、滑らかな質感の薄い紙です。
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ホワイト書籍 [ソリストホワイト]
書籍用紙よりやや白色度が高く(白色度85%)嵩高で柔らかい印象の紙です。
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ラフ書籍 [ラフクリーム琥珀]
ホワイト書籍よりさらに嵩高で、ラフな印象の柔らかい髪です。紙の質感が出るので、余白の多い詩集などにおすすめです。
余白のデザインと行間
文庫・新書サイズはコンパクトであるため、余白を活かしたレイアウトが美しい仕上がりに繋がります。読みやすさが向上します。ノド(ページの内側)や上下左右のバランスを考慮してデザインを行うことが重要です。
また、コンパクトなサイズでも視認性を保つために、小さすぎない文字サイズで読みやすさを確保し、行間を適切に設定することも大切です。圧迫感を軽減し、心地よいリーディング体験を提供できます。
小さいからといって文字や余白を狭くして詰め込みすぎないように注意しましょう。
具体的な設定は、以下の記事も参考にしてください。
カバーデザイン
最後に、カバーデザインも冊子の印象を大きく左右します。コンパクトなサイズに合わせたシンプルでインパクトのあるデザインが効果的です。こちらもあまり情報を詰め込みすぎないように注意しましょう。イシダ印刷はカバー印刷と共に帯も発注できる便利なオプションがあるので、キャッチコピーや推薦文などは帯にまとめて記載するのがおすすめです。
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