教科書の一般的なサイズはB5?A5?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
小学校や中学校で配布される教科書のサイズは、A5からB5程度が一般的です。
国語などの読みもの中心の教科書はA5、美術や理科などの図版の多い教科書はやや大きいB5になることが多いです。
小学校・中学校・高等学校用教科書「体様のめやす」を参照すると、ほとんどA5かB5です。
小学校・中学校・高等学校用教科書「体様のめやす」の改正について:文部科学省
小ぶりなランドセルにも机にも入れやすい大きさといえるでしょう。
そもそもAとBって何? 紙のサイズの基本
印刷用の用紙は、主にA判、B判の二種類あります。もともと日本では四六判、菊判、新四六判など様々なサイズが流通していましたが、昭和の初め頃に規格を統一する機運が高まり、ドイツで使われていたA判の規格を採用しました。それは菊判に近いサイズだったのですが、のちに四六判に近いサイズもやはり必要だということになって、B判が作られました。
A判もB判も、二つ折りにすると縦横が同じ比率で縮小される、1:ルート2の寸法になっています。A0を二つ折りにしたサイズがA1、それをさらに二つ折りにしたサイズがA…というふうにサイズ展開されます。大きなサイズから小さなサイズを作る時に無駄が出ないので、効率的な寸法ですね。
A判とB判の主な用途
A判はA0(841mm×1,189mm)をどんどん半分に切っていったサイズ、B判はB0(1,030mm×1,456mm)をどんどん半分に切っていったサイズです。A0(841mm×1,189mm)〜A3(297mm×420mm)、B0(1,030mm×1,456mm)〜B4(257mm×364mm)はポスターや新聞などのサイズで、冊子印刷ではほぼ出番がありません。
冊子の場合、A4サイズでも大型本の部類に入り、書店に並ぶ本の多くはA6やB6です。
A判のサイズと冊子の種類
- A4(210mm×297mm):
ノート、ファイル、ビジネス書類など。会社案内や統合報告書はほとんどこのサイズで作られます。 - A5(148mm×210mm):
教科書、参考書、テキストなどで一番よく見かけるサイズです。 - A6(105mm×148mm):
文庫本のサイズです。
B判のサイズと冊子の種類
- B5(182mm×257mm):
ノートのサイズとしてA4と同等にメジャーです。教科書、参考書、テキスト、問題集にも使われます。 - B6(128mm×182mm):
漫画や小説の単行本のサイズです。 - B7(91mm×128mm):
パスポートのサイズで、しおりや手帳にも使われます。
A4判の教科書、テキストのメリット
A4はやや大きめですが、塾のテキストや問題集なら多く作られています。メリットは書き込むスペースの多さです。
ページが大きい分掲載できる情報量も増え、一覧性も高まります。より高度な学習向けです。
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