教材を印刷する際に抑えておくべきこと
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
インライン授業やインタラクティブな教材も増えていますが、しっかりした冊子が手元にあることで、学習効率が上がります。イシダ印刷は教科書、学習塾やセミナーのテキストや問題集なども数多く印刷してきました。
コストを把握し、予算を組み立てる
全体のコストがどれくらいかかるのかを把握しておくのが重要です。
しかし印刷価格は1冊あたりの製作費×冊数というわけではありません。印刷機を動かすコスト、製版のコスト、運送費、用紙の取り都合など、様々な要因によって価格が上下し、部数と価格は正比例しません。
たとえば1000部印刷していた教科書を900冊に減らしたところで、さほど価格が変わらないということもあります。
オフセット印刷の場合、多少部数が増えても予算をあまり圧迫しないということもあります。
まずは簡単見積もりフォームで確認しましょう。
印刷 製本の見積り / ご注文フォーム
上質紙の本文用紙はコストが低く書き込みもできる
本文用紙で最もポピュラーで価格も安価なのが上質紙です。コーティング剤や着色が施されておらず、パルプの質感がそのまま生かされた白い紙です。
さらさらしたナチュラルな風合いで、エンボスや光沢もなく平滑で、文字を読む上でストレスがありません。
さらに鉛筆や水性ペンによる書き込みもできるので、テキストや問題集にぴったりです。
プレーンでシーンを選ばない紙なので、教科書以外にも論文集、報告書、資料集など様々な冊子に活用されています。
上質紙の厚みは70K、90K、110Kの三種類から選べますが、大抵の冊子は70Kを選んでおけば問題ありません。
一般的なコピー用紙と同じくらいの厚さです。
表紙は予算に応じて自由自在
教材は大抵カリキュラムに応じて配布されるものなので、書店に並ぶ商業書籍や同人誌のようにデザインに凝る必要はないでしょう。
無線綴じの場合、イシダ印刷のお見積もりページで「無線綴じ」を選択すれば、自動的に表紙として耐久性のある用紙が表示されます。その中で好みのものや安いものを選べば問題ありません。
価格の安い順に並べると以下のようになります。
- 上質紙/色上質紙
- コート/マットコート
- モンテシオン/モンテルキア
- アートポスト/マットポスト
- 新・清流 じゅんぱく180K
- レザック
- 江戸小染 はな
フルカラーで写真やイラストを印刷する場合、コート紙やマットコート紙が選ばれる場合がほとんどです。
モノクロでシンプルにタイトル文字だけのデザインなら、上質紙や色上質紙で十分です。
以下の紙はファンシーペーパーという装飾性の高い紙で、地色や模様がついています。
コストも高いですし、あまり教科書やテキストの表紙としては使われません。
- 新・清流 じゅんぱく180K
- レザック
- 江戸小染 はな
また、箔押しなどの装飾性は、かえって華美すぎて場違いな印象を与えてしまいます。
以上のことから、教材の最もシンプルな仕様としては以下のようなものが考えられます。
こちらを参考に、ページ数や部数などを変えて見積もりを作ってみましょう。
参考価格
- B5 縦 無線綴じ
- P100
- 表紙 色上質紙最厚口 モノクロ
- 本文 上質紙70K モノクロ
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
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