心がけるだけで見た目すっきり! ~レイアウトのコツ(2)
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
前回はチラシや本をつくる際に、レイアウトのコツを押さえるだけで見やすさが変わってくることをお話しました。今回はさらに一歩踏み込んで、読みやすさ、見やすさをアップさせるレイアウトのポイントについて解説したいと思います。
パソコンでチラシや本をデザインされる方も多いと思いますが、数種類の書体(フォント)を使用される方がいらっしゃいます。パソコンの「ワード」などのワープロソフトやレイアウトソフトで書体を選ぼうとすると、確かに何十種類も出てきます。いったいどれを選んだらよいのか、迷ってしまうのではないでしょうか。せっかくたくさんの種類の書体があるからといって、タイトルや見出し、本文、囲みとすべて違う種類の書体を選んでしまったりはしていないでしょうか。
書体が変わると見た目にも変化が出ますし、華やかでにぎやかなレイアウトになることは確かです。しかし、書体に変化を持たせた上に文字の大きさも何種類も使い、さらに色も・・・となるとまとまりがなくなってしまいます。思い切ってタイトル、見出し、本文はともに1種類のみにして大きさを変えるだけにしてみてください。すっきりと見やすいデザインになると思います。多くても2種類までに留めておくことをおすすめします。
目立たせたいなら少ない色使いで効果的に
また色の選び方にもコツがあります。カラー印刷を前提として作成する場合、つい多くの色を使ってしまいがちですが、全体的に色のトーンを統一しておくことがポイントです。相性のよい2種類くらいの色でタイトルや本文をつくり、目立たせたい場所には差し色的に他の色をつかうとより効果的です。例えば「価格の違い」「材料の違い」「大きさの違い」など、その内容の中で「一番言いたいこと」に目立つ色を使うこと。あれもこれもと多くの色を使うより、見る人に訴えたいこと1種類のみに違う色をつかうとより洗練されたデザインに見えるのではないでしょうか。
書体や色の違いをうまく利用するだけで、驚くほど簡単に見やすく読みやすいチラシや冊子ができると実感していただけると思います。ポイントはどちらも使い過ぎないこと。パソコンやソフトの機能が向上し、とかく多くの種類から選べる現代では、あれもこれもと過剰に試してみたくなるのはわかります。しかしここはぜひ、すっきりとしたデザインを心がけてより多くの人に目にしてもらいやすいレイアウトに挑戦してみてください。
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