右綴じと左綴じの違い|左から開くか右から開く本かを決める方法
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
本や冊子には「右綴じ」、「左綴じ」と言われる綴じ方があります。
「左開き」「右開き」ともいいます。左から開く本が「右綴じ」、右から開く本が「左綴じ」です。ややこしいですが、冊子の表紙側から見たときに綴じてある方向が右な「右綴じ」、左なら「左綴じ」です。
右綴じと左綴じがある理由
左綴じと右綴じがある理由は、主に言語です。左から右に読み進めていく言語の場合は、読み終わりがページの右下になるので、そのまま右下を捲ると自然にで読みやすいです。英語など、ラテン文字を使用する言語は基本的に左から右へ流れていくので「右開き」すなわち「左綴じ」です。
縦書きの日本語は右から左に読んでいくので「左開き」「右綴じ」です。
しかし、日本語は横書きでも読める言語なので、横書きの場合は左綴じになるという変則的なルールで運用されています。
右綴じと左綴じの種類
上記の理由から、日本語の冊子は右綴じと左綴じが混在しています。
- 【右綴じ】
小説、詩集、エッセイ、漫画、国語の教科書、雑誌 - 【左綴じ】
論文集、会社案内、資料集、テキスト、英語や理科の教科書、パンフレット、写真集、楽譜
テキストが横書きの冊子のほか、写真集やイラスト集などのビジュアルのみの冊子も基本的には左綴じで作られます。ただし、解説やエッセイなどが縦書きで入る場合は写真集や画集も右綴じになります。
縦横が混在する冊子
縦書きと横書きが混在する雑誌は右綴じで作られていることが多いです。ファッション雑誌やカルチャー雑誌など、よくよく見ると縦書きのページが大部分を占めているからです。逆に、経済誌や業界誌などで横書きのページが多い場合は、左綴じになります。
混在する原稿の場合は、縦横どちらの分量が多いかで判断します。
上綴じ
カレンダーや画集、絵本、稀に会社案内や統合報告書などで、上綴じの冊子があります。
「天綴じ」「上開き」とも言われます。これも長辺を綴じるなら通常の右開き、左開きと変わらないですが、原稿を入稿する際に90度回転させる必要があります。
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