安全入稿!スムーズなテキスト作りのコツ
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
冊子のデザインをしたことがなくても、これを知って入れば大丈夫!という、基本中の基本をご説明します。
マージン(余白)を決める
ページの四方の余白をマージンと言います。写真や色ベタなど、ページ全体にデザインを施す場合でも、文字を入れる範囲は紙のサイズより一回り小さいマージンの内側におさめないといけません。
紙いっぱいに文字が配置されていると読みづらく、印刷・製本の工程の間に一ミリ程度のズレが生じた時に文字が消えてしまいます。また、本の構造上、ノド(見開きの中央部分)は数ミリ見えなくなりますし、小口はページをめくる指がかかるのでやはり見えなくなることを考慮しましょう。
もしページぎりぎりに本文の入ったデータを入稿してしまうと、ご連絡・修正依頼という流れになって、納期に間に合わなくなる可能性もあります。
マージンの目安は小さい冊子でも最低10mm、A4程度の冊子なら15mm~20mmのマージンが取られていることが多いです。上品な印象のデザインにしたい時は、マージンを広く取るといいでしょう。マージンは冊子全体を通して一定にするのが基本です。ころころ変わるとデザインに統一感がなくなって、印刷ミスのように見えてしまいます。
本文の書体・文字数・行数・段数を決める
書体は「フォント」と言うこともあります。MS明朝、ゴシックなど、様々なメーカーが作った様々な書体があります。wordではツールメニューからプルダウンするとパソコンにインストールされているフォントを自由に選ぶことができます。個人の環境によってインストールされているフォントは違うので、全てのパソコンで同じフォントが使えるわけではありません。
本文のサイズはカタログや会社案内などの読み物は9pt程度。
学習用のテキスト、教科書、問題集などは最低でも10ptは必要です。12ptあればルビがついても読みやすいです。
段数は教科書やテキストは1段であることが多いです。しかし情報量の多い便覧や資料集などは、2段の場合もあります。基本的に、一行の文字数が多くなると二段に分けます。読みやすい文字数の目安は、横書きの場合は30~40、縦書きの場合は20~60です。短すぎると単語の切れ目で頻繁に改行されて意味が掴みにくいくなりますし、長すぎると目が疲れます。
さて、ここまで決めてある便利なテンプレートがイシダ印刷には用意されています。教科書、テキスト、資料集、論文集、小説など、文字が中心の冊子向けテンプレートです。
装飾がほとんどないので、フォントを変えたり、罫線やイラストなどをプラスしていくと楽に原稿が作れます。
Wordに原稿を流し込んだら、別名保存でPDFに入稿すれば印刷価格から10%OFFでさらにお得になります。簡単、便利に格安でオリジナルの冊子を作りましょう。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。