好きな用紙を選んでお洒落なフランス製本にチャレンジ!
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ブックカバーでもなく、ハードカバーでもなく、しかし普通の無線綴じとは違い、独特のお洒落な雰囲気を持つ「フランス製本」。
フランス製本とは?
無線綴じの表紙を長く作って、表2表3に折り返す製本方法です。
ブックカバーのような袖がついた表紙です。
カバーのように外れる心配がなく、本文を保護してくれます。
「雁垂れ(がんだれ)製本」「小口折り」とも呼ばれていますが、日本のデザイン業界、同人誌業界などでは「フランス製本」と呼ばれることが圧倒的に多いです。
フランス製本の用途
どんなものにも活用できますが、特別感のある本におすすめです。
画集、イラスト集、写真集、漫画、小説など、作品の世界観をしっかり演出したい時にぴったりです。
また、記念誌や周年誌など、企業や学校の行事で配布する特別な冊子などにもおすすめです。
ハードカバーほどのコストはかからず、ブックカバーのように表紙とカバーの二種類のデータ制作をする必要もなく、なるべくコストをおさえたままお洒落で豪華な冊子が作れます。
カラー印刷するなら定番のコート紙
長い表紙を生かして、折り込み部分までフルカラーの印刷をする場合は、コート紙に印刷をしてPP加工(ラミネート加工)を施すのがベストです。ブックカバーと同様、折り込んだ部分は摩擦が多く、本文に色移りする可能性もあるので、PP加工をするのが基本です。PP加工を施すことで、紙自体に厚みとコシが出て高級感も演出できます。
レザックで豪華で重厚に
イラストではなく、紙そのものの存在感を生かした表紙もフランス製本によく合います。
たとえば皮のようなエンボス加工が施された「レザック」は、無線綴じの論文集やアルバムでもよく活躍する定番のファンシーペーパーですが、フランス表紙にすることでさらに重厚で高級感のある存在感が増します。
和風のフランス製本にもチャレンジ
「フランス製本」とは、もともとヨーロッパの仮製本の冊子からつけられた俗称ですが、なにも洋風に仕上げなくてはいけないという決まりはありません。
実は和綴じの本にも小口を内側に織り込む製本をよく見かけるので、和風にも合います。
以下のような紙で仕上げると、高級感のある手製本風の和風の冊子に仕上がります。詩集、句集、自分史などにおすすめです。
江戸小紋
新・清流じゅんぱく
これらの用紙は地色や模様がついているので、表紙デザインはシンプルな題字だけでも十分格好良くきまります。
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