「るるる」はイシダ印刷の同人誌部門です。
- イベント直接搬入対応
- 個性的な遊び紙
- おトクなセット商品
※直接搬入対応・取り扱い用紙の違いなどサービスが異なるため印刷・製本費用も異なります。
同人誌の表紙印刷と原稿作成方法
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
フルカラー表紙を作る時の注意
表紙は本の顔ですから一番最初に目に入る部分です。当然、同人誌でもそれは変わりません。
漫画など、絵がメインの同人誌の場合、表紙イラストにタイトル文字とサークル名などを被せる形のレイアウトが基本となります。
デジタル原稿では、タイトルをフォントで作成し、白フチ処理などを施した上で、絵のレイヤーと統合するやり方が多いです。
これはオフセット印刷も、オンデマンド印刷も変わりません。
オンデマンド印刷は、原稿のデータを高性能のレーザープリンターで出力するものです。
データで作成したそのままの状態で印刷されるのは利点ですが、パソコンなどの画面で見た原稿とは若干、色味が変わってしまう場合があります。
表紙に使う紙の種類にもよりますが、鮮やかな色がくすんでしまったり、広範囲でベタを用いていると色ムラが出たりします。
フルカラーの色味を美しく印刷したいなら、オフセット印刷を選んだほうが良いでしょう。
表紙と裏表紙を繋げた形で原稿を作る
同人誌の製本は無線綴じが主流なので、表紙部分は表紙と裏表紙を一枚の原稿で作ることになります。
簡単に言うと、一枚の厚い紙で製本した本文部分を「くるむ」形にするのです。
表紙と裏表紙の間には、本の厚みを計算に入れて背表紙の部分を入れなければなりません。
書籍や文庫本などを棚に収納した時にタイトルが書かれている、あの部分です。ページ数によって幅が変わります。
右開きの本の場合は原稿の左側が表紙、背表紙を挟んで右側が裏表紙になります。左開きはその逆です。
表紙の紙は本文よりも厚いものを選びます。
厚ければ厚いほど立派な作りになりますが、重さや読みやすさとの兼ね合いもありますので、180kg程度がお勧めです。
PP加工で光沢感&マット感を出す
同人誌の表紙印刷に欠かせない技術が、PP加工です。
PP加工(Poly-Propylene加工)とは印刷物に薄いフィルムを接着剤で貼りつける、ラミネート加工の一種です。
こうすると製本した後も表紙が破れにくくなり、水や湿気にも強くなることから保存性がグンと高まります。
PP加工にはクリアPPとマットPPがあり、クリアPPはツヤが出るタイプ、マットPPはツヤ消しタイプです。
同人誌のフルカラー印刷では、主にクリアPPが好まれます。高級感を感じる雰囲気が人気なのでしょう。
製本した時に頑丈なほうが読みやすいということもあり、同人サークルは表紙印刷の紙や加工にはこだわるようです。
ぜひ、イベントや専門書店で目を引くような表紙を目指して作ってみてください。
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