「るるる」はイシダ印刷の同人誌部門です。
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同人誌の始まりは明治時代!教科書にのってるあの文豪が起源?~同人誌をつくろう(1)~
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
同人誌と商業誌の違い
共通の趣味を持った人たちが集まってつくられた、私的なサークルなどのことを「同人」と呼びますが、主に執筆活動を中心としたそれらの同人で発行する機関誌のことを「同人誌」といいます。
ちょっと固い言い方をしましたが、この「同人誌」、実は長い歴史もあり、現代まで非常に多くのジャンルが生まれ、発行数も年々増加しています。
「同人誌」は一般的な雑誌と違い、出版社などのマスメディアを通した一般的な流通がされていない冊子を指します。
そのため商業的な制約を受けず、より自由に、よりマニアックな内容をつくることができるのです。
なかにはカリスマ的な人気を持つ同人作家、サークルもあったりして、なかなかおもしろく奥深い世界です。
日本で同人誌を始めたのは誰?いつ?
「同人誌」は、古くは明治時代、文芸の世界にその始まりを見ることができます。
1885年5月、小説家の尾崎紅葉、山田美妙らが中心となって発足された文学結社である「硯友社(けんゆうしゃ)」が作品の発表の場を求めて自費で雑誌を刊行した「我楽多文庫(がらくたぶんこ)」が日本で初めての同人誌といわれています。
1889年10月に廃刊するまで途中「文庫」と改題するも、通巻43冊が刊行され、近代日本の純文学雑誌として歴史的価値を残しました。
参加した作家は他に石橋思案、丸岡九華、巌谷小波,広津柳浪,川上眉山,泉鏡花,小栗風葉らがおり、多くの才能が輩出されました。
掲載されていたのは小説、詩、短歌、落語,新体詩,狂歌など幅広く、その内容は、当時の文学界に大きな影響を与えたのだそう。
世界に広がる日本初の同人活動
現代に話を戻してみますと、同人誌界隈の交流の中心は「同人誌即売会」です。
インターネットのSNSを使った発表、交流も盛んですが、やはりリアルで行なわれる同好の士との出会い、情報交換はならではの楽しさがあります。
中でもいわゆる「コミケ」が最大のイベントですね。
コミックマーケットの略でコミックマーケット準備会が主催して、夏と冬の年2回行われます。
毎回開催期間中に50万人ともいわれる来場者で会場は熱気に包まれます。
海外からも多くの作家、ファンがイベントに参加し、同人活動は知名度とともに世界に広がりつつあります。
コミケはじめとした同人誌即売会は大小あって毎週のように全国各地で行われ、どこも大盛況のようです。
カリスマも生まれるその魅力とは?
同人活動、同人誌にはなぜこんなにも人気があるのでしょうか?
理由のひとつに「好きなことを自由に書くことができる」からではないでしょうか。
書店で売られている本はいわゆる「完成」されています。内容やデザインはプロがつくり、出版社が中身をチェックして整えられています。
たくさんの人の目を通して発行されるため、中身も外見も洗練され、ビジネスとして売ることを前提としたクオリティの高い「商品」になっています。
しかし「同人誌」は本来、趣味性が高く、いわゆる「商品」として儲けることを前提にしていません。
その分、人の思いが強く、自由に表現されています。
全国規模にはならなくても、その表現に共感する人が現れて、評判が評判を呼びカリスマ性を持った執筆者が出てくるのもうなづけます。
思い立ったら誰でも始められるのが同人誌
「同人誌」は固く考える必要はありません。
誰にでもつくることができる「自分の世界」を表現した冊子です。
誰にも邪魔されず、ましてや内容の出来不出来を指摘されることもない。自由につくることができます。
好きな世界を好きな者同士でつくるのもよし、個人でつくるのもよし、です。
漫画だって、小説だって、評論、写真、研究発表、なんだってありです。
あなただけの情熱がこめられた1冊は、思ってるより多くの人の関心をひきつけるはずです。
思い立ったら吉日。まずは1冊、作ってみましょう!
そこで心配されるのはやはり「費用」ではないでしょうか。
以前に比べ、冊子印刷のコストは大幅に安くなってきました。
用紙や予算などでお困りの際は、イシダ印刷にお任せあれ。同人活動をがんばる皆さまの味方になります!
こちらの記事では同人誌の価格と印刷料金についてご紹介しています。
同人誌の値段が決まる過程や相場について
次回は「マンガやアニメ人気」が支える現代の同人誌事情~同人誌をつくろう(2)~
同人誌をつくるのに「なに」を「どのように」載せたら魅力的な冊子になるか、また、同人誌印刷を注文する印刷会社の選び方について考えていきたいと思います。
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