台本、シナリオの印刷 データ作成の基本と印刷価格
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
演劇や映画のシナリオ台本、ラジオやテレビの番組の進行台本は、脚本家の大切な作品であり、スタッフや出演者が繰り返し使い、大切に保管しています。舞台の会場ではサイン入り台本をグッズ販売することもあるでしょう。
コピー機を使ってホチキスで綴じるだけでも台本は完成しますが、しっかりと印刷製本された冊子で渡される台本、シナリオはぐっと存在感が増して、手に取る出演者やスタッフの志気も上がります。
ネット印刷を使えば、品質も高く、リーズナブル。手作業でまとめるよりも仕上がりも均質で、強度も上がり、作業コストの削減にもなります。
目次
Wordで作ってPDFに変換、かんたん入稿
ネット印刷や印刷会社に台本の印刷を注文する際に、一番気を遣う作業が入稿データの作成です。
グラフィックソフトを使って複雑なデザインをミスなく印刷データに整えるのは確かに少々専門知識が必要ですが、台本のようなテキスト中心の冊子なら、Wordで作成したデータで簡単に入稿データにすることができます。
メニューのファイルから「名前を付けて保存・・・」→「PDF」を選択するだけで、全ページがPDFに変換されて印刷に適したデータになります。PDF入稿ガイドで、フォントの埋め込みや設定など、詳しい手順を解説しています。
WordからPDFへ変換方法とPDF入稿の印刷価格【安全&安い】
Wordで作る台本データ ①サイズの設定
台本、脚本はWordで書かれることが多く、初期設定のままならA4サイズで作成されていると思います。
A4サイズで作った台本のサイズ設定と変更の手順を解説します。
「ファイル」 → 「ページ設定」 を選択。用紙サイズを確認する。
台本印刷の仕上がりサイズをA4で注文するなら、用紙サイズに表示されているサイズがA4(横210mm×縦297mm)であれば、そのままにしておきます。
Wordのサイズ設定より小さいサイズの冊子に仕上げるなら、用紙サイズを変更します。台本はB5サイズ(横182mm×縦257mm)、または横175mm×縦245mmで作られることが多いです。
横175mm×縦245mmで作る台本の印刷製本をネット印刷に注文する際は、変形サイズを指定できるところか確認しましょう。
サイズを変更すると、行送りやレイアウトが崩れるのでサイズ変更後に修正して整えます。
Wordで作る台本データ ②余白の設定
ページの外側に適切な余白があると、ページをめくる指が文字にかぶることなく、書き込みができて、読みやすく使いやすい台本に仕上がります。
メニューの「フォーマット」 → 「文書のレイアウト」 を選択する。
「文書」ダイアログボックスの中から、「余白」タブを選び、上下左右の余白を設定する。
また、冊子を製本する工程で裁断する際にわずかに用紙サイズより内側に刃が入ることもあるので、余白が10mm以上設定されていると安心です。A4サイズの冊子は15mm以上の余白があると読みやすいです。
本・冊子のデザインの肝「最適な余白」は何mm?【ページ設定】
ページサイズ、余白の設定が完了したら、ネット印刷ごとに決まっている入稿データのルールをWEBサイトで確認して、案内にそって入稿データに適したデータにします。参考:イシダ印刷 WEB入稿ガイド|データ作成チェックリスト
最後に完成したWordデータをPDFに書き出すと、全ページがひとまとまりになったPDFファイルを入稿すれば作業完了です。
台本におすすめの紙
本文
台本はスタッフや出演者が書き込みをしながら使います。
台本の本文には、鉛筆や水性ペンでの書き込みにも適した上質紙がおすすめです。「普通紙」とも呼ばれる紙で、ノートのようなさらっとした質感で安価です。
本文をモノクロで印刷すれば、大部数になればコピー機よりもリーズナブルな単価で仕上がります。
表紙
台本の表紙は、装飾的な要素だけでなく冊子の保護、強度向上の役割もあるので、本文よりも厚めの紙を使うのが一般的です。最もリーズナブルに作るなら、上質紙110Kや、色上質紙がおすすめです。
色上質紙はカラーバリエーションが豊富で(イシダ印刷は29色)上質紙より少しコストを足すだけで、表紙全体に色がついてモノクロのデザインも映えて、他の資料と見分けやすいため台本やシナリオでは定番の表紙用紙です。
もう少し高級感のある丈夫に表紙にしたい台本には、レザックというエンボス模様のついた紙(イシダ印刷は26色)もおすすめです。
台本の印刷価格 コピーより安い!激安できれいな台本印刷
ネット印刷で台本を印刷、製本したらいくらになるのか、おすすめした紙で印刷価格を調べてみました。
- B5 タテ
- 無線綴じ
- 100ページ
- 表紙 : 色上質紙/最厚口(ひまわり) モノクロ
- 本文 : 上質紙70K モノクロ
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
例えば、300冊の台本を表紙に色上質紙、本文に上質紙を使った無線綴じ冊子で注文した場合、71,374円、1冊あたり237.9円。※イシダ印刷の2021年5月現在の通常価格(税込、送料無料)
コピー機を使って作るコスト(インク代、用紙代、作業時間や人件費)よりも安く、早く台本の印刷ができるのではないでしょうか。
データ入稿が完了すれば、あとは印刷製本された台本が届くのを待つだけ。印刷の作業コストが削減できた分、台本の執筆や作品制作などクリエイティブな作業のスケジュールやスタッフの割り当てを増やせることも期待できます。
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