印刷スケジュールを決めるために知っておきたい!印刷工程の裏側
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
印刷物を注文するとき、納期は非常に重要な要素です。印刷会社から予定通りに納品されることで、イベントやプロモーションのスケジュールが守られ、ストレスなくプロジェクトを進められます。
では、印刷の納期はどのようにして決まるのでしょうか?ここでは、印刷工程の裏側を紐解きながら、納期を決めるために知っておきたいポイントをご紹介します。
印刷工程の基本的な流れ
印刷物が完成するまでには、いくつかのステップがあります。
-
データチェック
まず、印刷会社が入稿データを受け取り、適切に印刷できる状態かどうかを確認します。不備がある場合は修正が必要で、ここでのやり取りが長引くと納期に影響することがあります。
-
印刷準備
データが問題なければ、紙やインクの準備、印刷機の確保などの作業を行います。紙も印刷機も常に無限に使えるわけではないので、繁忙期は短納期のコースが使えないことも……。余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
-
面付け
複数のページを効率よく印刷するために並べたり、印刷会社独自のトンボをつけたりするデータ作成の作業が発生します。
-
印刷
オフセットの場合は印刷物の「ハンコ」のようなものを作る「製版」の工程に入ります。オンデマンドはデジタル印刷なので、データを送ってそのまま印刷できます、印刷機の性能や内容の複雑さによってかかる時間は異なりますが、大量印刷の場合は時間がかかることがあります。
-
後加工
印刷が終わった後、裁断や折り加工、表面加工(PPや箔押しなど)を行います。
-
検品
乱丁、落丁、印刷のずれ、紙に汚れなどがないか、品質をチェックする「検品」もしっかり行います。
-
梱包・出荷
印刷物を綺麗に梱包して段ボールに詰め込み、お客様の元へ届ける準備をします。出荷後の輸送時間も考慮する必要があります。
納期によって価格が違う理由
上記の工程は、どんな納期でも削ることができません。短納期なら複数の工程を1〜2日にぎゅっと圧縮して作業しますし、ゆったりした納期なら余裕をもったスケジュールでじっくり取り掛かります。クオリティに差はありませんが、機材の確保や材料の調達、人材の労働時間などが、ゆったり納期の方が余裕をもって準備できるので結果的に価格が安くなります。
年末までゆったりコース(7営業日)がお安くなっているので、ぜひご活用ください。
早めの相談と連絡
急ぎの案件や特別な仕様の場合、早い段階で印刷会社と相談することで、現実的な納期スケジュールを立てやすくなります。イシダ印刷はお見積もりフォームから手軽に自動見積もりができますが、仕様に悩んでいる方は電話での相談も受け付けています。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。