印刷コストを賢く削減!部数と価格の最適なバランスを見つける方法
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印刷物を制作する際、予算管理は非常に重要です。特に「部数」と「価格」のバランスを適切に見極めることが、印刷コスト削減の鍵となります。この記事では、印刷費を抑えながら、効果的な成果を得るためのポイントを解説します。
目次
印刷コストの基本構造を理解しよう
印刷費用は主に以下の2つの要素で構成されています。
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固定費
版代(オフセット印刷の場合)や配送料、データ処理の手数料など、部数に関係なく発生する費用
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変動費
用紙代やインク代など、部数に応じて増減する費用
少部数では固定費の影響が大きく、1部あたりの単価が高くなりますが、大部数になると変動費が主要な要素となり、1部あたりの単価が下がる仕組みです。
どの部数が最適か?コストの分岐点を見極める
印刷には「コスト効率の良い部数の分岐点」が存在します。
少部数の印刷(150部未満)
オンデマンド印刷がおすすめ。オンデマンド印刷は、高画質のデジタル印刷です。言わばコピー機の上位機種のようなもので、デジタルデータから一部からでも素早く印刷できます。
小ロットでも初期費用が少なく、短納期対応に適しています。
オンデマンド印刷の場合は製版の工程がないので印刷の固定費は少ないですが、それでも輸送費、データ処理の手数料など、基本コストはかかります。1部よりは10部、10部よりは100部の方が一冊あたりの価格が安くなります。
中〜大部数の印刷(150部以上)
オフセット印刷が有利です。
オフセット印刷の場合は、部数が増えるほど1部あたりの単価が下がり、コスト効率が良くなります。
オフセット印刷はデジタルデータから薄い金属版のハンコのようなものを作るので(製版と呼ばれる工程)固定費が高くなりますが、インク代自体はさほど高くないので量産するとどんどん一冊あたりの価格が安くなります。
部数と価格を調整する具体的な方法
実際に必要な部数を再確認することで、無駄な在庫を減らし、コストを削減できます。特にイベントやキャンペーン用の場合、過剰印刷を避けましょう。
その一方で、資料集や記念誌、教科書など、配布する人が増えるかもしれない印刷物については、価格があまり変わらないなら多めに刷っておいた方がお得です。
分岐点を見極めるのに便利なのが、自動お見積もりツールです。
印刷価格はキャンペーンや、材料費の変動などによって随時変わるものです。
イシダ印刷のお見積もりフォームは、仕様と部数を入力すると価格が表示されるので、一冊あたりの価格がどのくらい変わるのか見て、一番お得なラインを見極めましょう。
印刷時期の調整
また、印刷の繁忙期を避けることで、余裕を持ったスケジュールで発注し、コストを削減できる場合があります。印刷会社が割引キャンペーンをやっていることも多いので、こまめにホームページをチェックしましょう。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
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