印刷の仕事に向いているMBTIのタイプ【印刷オペレーター編】
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
MBTIとは?
MBTI(Myers–Briggs Type Indicator)とはスイスの心理学者C.G.ユングのタイプ論を下敷きにして、米国のブリッグス、マイヤーズの親子が提唱した性格検査のツールです。
人の性格のちがいを正常か異常かで判断するのではなく、心のさまざまな指向を多様性として受け入れていく考え方の軸になるのがMBTIです。
近年では心理カウンセリングだけでなく、企業研修や就職活動でも活用されはじめているようです。
MBTIは、100問程度の質問により、16の類型のどれに当てはまるかを4つのアルファベットであらわします。
E/I
エネルギーの方向: 外向型(Extravertion)↔︎ 内向型(Introvertion)
S/N
ものの見方 : 感覚型(Sensation)↔︎ 直観型(Intuition)
T/F
判断の仕方 : 思考型(Thinking)↔︎ 感情型(Feeling)
J/P
外界への接し方 : 判断型(Judging)↔︎ 知覚型(Perceiving)
MBTIでは4つの側面(指標)にそれぞれ2つの機能(極)があるとしています。
その組み合わせの数は2⁴(2の4乗)通り、つまり全部で16タイプあることになります。
それらのなかでどのタイプが印刷の仕事に向いているかを考えていきます。今回は印刷オペレーター編です。
MBTIの注意点
MBTIの類型のなかから印刷の仕事に向いているタイプをかんたんに考えてみたいと思いますが、そのまえにいくつか注意点をあげておきます。
MBTI(およびタイプ論)はすべてを説明するものではありません。
また、当たっているかどうかを確かめるものでも、その結果から自分や他人の性格を決めつけたり、優劣をつけるものでもありません。
MBTI性格検査の目的は自己分析により、人間関係や組織運営に(必要であれば)役立てようというもので、本来は専門家のもとで適切に行われる必要があります。
インターネットなどで簡易的に自分のMBTIタイプを調べる場合は、MBTI診断サイトのほとんどが本来の意味でのMBTI®︎ではないことを知ったうえで使いましょう。
なお、この記事で紹介している内容は『MBTI®︎へのいざない〜ユングの「タイプ論」の日常への応用』に基づいています。
印刷オペレーターにもっとも向いているMBTIのタイプは?
MBTIの16類型のうち、印刷オペレーターにもっとも向いているのは「ISTP」タイプです。
ちまたでは巨匠型とか職人型といわれるタイプで、『MBTI®︎へのいざない〜』では「外向感覚を伴った内向思考タイプ」と分類され、「論理的」「常に分析的」「実際的な観点で問題解決をする」「自立していることを高く評価」し、惹かれやすい職業は「安全衛生技師」、仕事に関するモチベーションとして「具体的で有効な結果を生む実用的な活動を好む」傾向にあるとされています。
印刷の工程は本づくりの核であり、製本の前工程にあたります。
ほかの工程とは比較的独立してすすめることができ、基本的にひとりで作業をこなしていく必要があります。
したがって、知識と経験をもとに問題を解決できる論理的思考力の持ち主が印刷オペレーターに向いているのでしょう。
今回の記事で印刷の仕事に関心を持たれた方がいらっしゃいましたら、就職や転職の候補に加えてみては…?
イシダ印刷でも、オペレーターの採用を行っております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。