冊子印刷の「納期」「締め切り」とは?納期別の価格も比較して解説
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
目次
冊子印刷の注文で最も気になるのは・・・
冊子印刷をネットで注文する時に、気になることって何でしょうか?
- 選べる用紙の種類は?
- 使いたいオプション加工がある?
- 仕上がりの品質はきれい?
- 価格は予算に合ってる?
- わからないこと、問い合わせへの対応は?
- 支払い方法は?
- 返品はできる?
などなど。
初めて利用するなら尚のこと、気になりますよね。
そして、なにより重要なのが・・・
「いつまでにできる?」
という、いわゆる「納期」についてではないでしょうか?
ネット印刷は一般的に何種類かの納期が選べるようになっています。
納期が変わると料金も変わります。入稿データが同じでも、納期が短いと基本的に料金は高くなります。
納期の日付をうっかり間違えて注文にしてしまったり、データ入稿やお支払いの手続きが締切りを半日でもずれると金額が上がったり、納品日までに仕上がらなかったりします。
ご注文の前に、印刷会社の納期について確認することをお忘れなく!
イシダ印刷の納期、送料について
今回の記事では、冊子印刷の納期について、納期と料金や締め切りとの関係について書いていきます。
納期って何の日?納期の数え方
まず、「納期」とは一体何の日を指しているのか?について、ご説明したいと思います。
「納期」とは、出荷予定日のことです。
商品の到着日ではなく、印刷会社から出荷する予定日を指しますので、ご注意を。
つい、納期と聞くと指定した日に届くような気がしますが「出荷予定日」が納期です。
そして、どの日から納期(出荷予定日)を数えているのか?というと「データ入稿とお支払いが確定した日から」です。
入稿とお支払い、これらが揃ってご注文が確定し、この日から◯営業日後が納期(出荷予定日)となります。
印刷所では、データ入稿とお支払いが確定した日から出荷予定日までの期間を、翌日~十数日の間でいくつかの納期コースが設けられています。
ネット印刷で注文自体は済んでいても、入稿予定日(締め切り日)までにデータ入稿やお支払いが確定していなければ、注文時に指定した納期(出荷予定日)は後ずれしますのでご注意を!
(入稿予定日、締め切り日については後述します。)
印刷料金は選んだ納期によって変わります
それでは、印刷所の納期(出荷予定日)によって料金がどう変わるのか、イシダ印刷のサービスを例に見ていきましょう。
イシダ印刷で最も短い(早い)納期は「超特急コース/2営業日」です。
特急コースは3営業日、標準コースは5営業日。
ゆったりコースは7営業日、超ゆったりコースは10営業日です。
※イシダ印刷では土日・祝日は納期計算外です。
納期の日数が長い方が価格が安くなるので、原稿制作に余裕のある方は、なるべく「ゆったり/7営業日 ~ 超ゆったり/10営業日」を選択するのをオススメします。
万が一、入稿が遅れても、早いコースに変更すれば(要・追加料金)納期に間に合います。
最初に「超特急コース/2営業日」を選んで入稿締め切り日を過ぎてしまうと、どうやっても間に合いません。
余裕をもったスケジューリングが大切です。
入稿データの内容や、印刷する仕様が同じでも、納期が違うと料金が変わります。
「同じクオリティを、より安く」するため「納期はより長く!」ですね。
納期によって異なる料金を比較してみる
例えば、A5サイズの冊子印刷を以下のような条件で注文した場合の、納期と料金の違いを見てみます。(2022年5月現在、税込み)
- サイズ : A5
- 部数 : 300冊
- 本文ページ数 : 130ページ
- 用紙 : 表紙/マットコート135K 本文/上質70K
- 印刷の色 : 表紙/カラー 本文/モノクロ
- 製本方法 : 無線綴じ
- 印刷方法 : オフセット印刷
- PDF入稿(10%OFF!)
【印刷製本 料金の一例】
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
同じ仕様なのに、かなりの価格差です。
上記の仕様で、
超ゆったりコース/10営業日・・・59,035円
超特急コース/2営業日・・・・・103,873円
価格差:44,838円
4万円を超える差は大きいです!
冊子の仕様や入稿データは同じなのに、4万円以上の差が出てしまうのです。
繰り返しになりますが、是非とも余裕のスケジュール調整で「同じクオリティを、より安く」するため「納期はより長く!」。
では、データ入稿の「締め切り」はいつ?
納期(出荷予定日)と料金の関係がわかったところで、では肝心の原稿データはいつまでに入稿すればいいのでしょうか?
データ入稿の締め切り日は、注文時に指定した「入稿予定日」です。
この日までにデータ入稿と、お支払いを確定させて、指定の納期コースで出荷されます。
イシダ印刷の3分でわかる!かんたん無料自動お見積もり&ご注文には下の画像のような「出荷予定カレンダー」があり、入稿予定日をクリックすると、自動で5つの納期コースの納期(出荷予定日)が表示されます。
クリックした入稿予定日に合わせて、それぞれの納期コースが決まります。
この入稿予定日が「締め切り日」です。
データ入稿の締め切り時間は、入稿予定日の午後12時(正午)です。
(※午後12時を過ぎると翌営業日の受付となります)
例えば、上の画像のように、10月5日を入稿予定日とした場合。(赤い数字の日です)
- データ入稿の締め切りは、10月5日午後12時(正午)です。
- 出荷予定日は、超特急コース/2営業日は10月10日に出荷、特急コース/3営業日は10月11日に出荷、標準コース/5営業日は・・・となります。
納期コースの日付は、あくまで「出荷予定日」です。
印刷された商品が「自宅や納品場所に到着する日」ではないので、重ねてご注意を。
また、オプション加工がある、入稿されたデータに不備があった場合は別途日数が必要になります。
イベントや講習会など、どうしても到着させたい日が決まっている場合は、配送会社の出荷日からお届けまでの日数も確認しましょう。
イシダ印刷では配送会社を佐川急便さんに指定しております。
お届けまでの日数を調べる→佐川急便
冊子印刷の納期、締め切り日の決め方
納期の注意点をまとめると、
- 納期は到着日ではなく、出荷日
- 納期コースが長い方が料金は安い
- 締め切り日は入稿予定日
- 入稿予定日の正午までに入稿しないと翌日扱いになる
この点をふまえて、余裕をもったスケジュールと入稿で、スムーズに冊子を作って参りましょう。
納期スケジュールの決め方
- 冊子が届いて欲しい日、必要な日を決める
- 出荷予定日を決める
届いて欲しい日から余裕を持って - 入稿予定日をもとに納期コースを決める
長いほど料金はリーズナブル - 入稿予定日午後12時(正午)までにデータ入稿を確定する
ご注文とお支払いも、この日時までに
原稿データの作成は1.~4.をふまえて、制作期間を設けましょう。
冊子印刷の注文に慣れない間は、データの不備やデータ送信時のトラブルなどが起こりやすいので、締め切り日(入稿予定日)の1日前には入稿の準備が整っているよう、余裕をもっておくと、スムーズに落ち着いて進行できますので、オススメです!
イシダ印刷の「納期のお約束」
印刷会社では、入稿やお支払いが確定してから、印刷機を使って印刷する時間の他に、紙についたインクを乾かす時間、製本する時間、糊を乾かす時間など、冊子のクオリティを落とさないための一定の時間が必要になります。
そのためイシダ印刷では、早くとも2営業日からの納期をいただいておりますが、お客様とのお約束の納期は厳守いたします。
「急いで仕上げてほしい!」「○日までに必要!」といったご要望にもできる限り対応させていただきます。
納期のご相談や、ご質問などお気軽にお問い合わせください。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。