冊子の表紙デザインのコツ【定番レイアウト】
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
冊子作りで一番大切なのは表紙のデザインです。表紙が魅力的でなかったり、内容が上手く伝わっていないと、ページを開いてもらえません。とはいえ、必ずしも凝ったデザインにする必要はなく、きちんと本のことが伝われば十分です。
タイトルの大きさと色
冊子の表紙は、まずタイトルがしっかり読み取れることが一番です。タイトルは、本の内容や世界観を表現した大事なものですが、意外とコピーや作者名とごちゃごちゃになっていたり、読み取りにくいものも見かけます。
- タイトルは一番大きな文字で記す。
- タイトルの近くに余計な文字を置かない。
- 写真や背景色とは反対の色を使う。
以上のことを気にかければ内容が伝わらないということは起きません。
勿論、上記を無視しても魅力的なデザインは作れますが、テクニックは必要です。
判型に合わせた余白(マージン)と文字の大きさ
本の大きさに合わせたマージンと文字の大きさを設定することも大切です。例えば、文庫本なだ表紙の半分くらいを文字が占めていても違和感はありませんが、A4の冊子で表紙の半分を埋め尽くすような大きさで文字が書かれていると、大きすぎる印象です。
また、余白も小さい冊子なら小さくてもいいですが、大きい冊子は余裕を持たせた方が綺麗に見えます。文庫、新書サイズなら余白は10mmあれば十分で、断ち切りデザインも迫力が出ます。
B5~A4の場合は、10mmの余白はやや窮屈な印象なので15mm~20mmは余白をとるといいでしょう。
定番レイアウト VS 変則的レイアウト
最も定番かつ分かりやすいレイアウトは、主要な要素をすべて真ん中揃えで置くことです。
A4サイズの写真集やアルバム、会社案内、カタログなどは、上からタイトル、写真やイラスト、著者名等、と続くものが大半です。
縦書きの場合は、右上から左下へと流れるようなデザインが定番です。タイトルを中央に配置する場合も、著者名などは左下に書くのが通例です。
アルバムや企業出版などの定期刊行物は、いきなり定番レイアウトを変えると読者が混乱するため、タイトルや図版の位置は動かさないことが多いです。
一方、同人誌や自費出版の小説、漫画、作品集、ZINEなどは自由にデザインをしても困る人はいないので、タイトルをバラバラの色でデザインしたり、イラストや写真の形に沿わせてレイアウトしたりと、工夫を凝らして楽しみましょう。
定番の静的なデザインもクラシックな仕上がりになるので、小説や詩集、句集などに合います。
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