冊子の定番サイズ 1 – A規格 –
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
紙や機械の大きさに収まる範囲内なら、どんなサイズの冊子も作ることができますが、大抵の冊子は定番の規格サイズで作られています。定番サイズは本棚やファイルに収納する時にも扱いやすく、また、コストや納期も節約できるからです。
まずはA規格の定番サイズを見ていきましょう。
目次
A4 210×297
会社案内、論文、追悼集、写真集、テキスト、アルバムなど
A規格の紙の中でも特に使用頻度の高いA4サイズ。日本ではオフィスや学校で使う書類は大抵A4サイズですし、ファイルやバインダーもA4サイズが基本的にラインナップされています。文具店の紙コーナーも、A4サイズの棚が一番大きいですね。
規格サイズの紙として定番中の定番ですが、冊子にするとやや大きめなので、小説などの文字中心でページ数の多い冊子にはあまり向いていません。会社案内や追悼集、写真集など、ビジュアルと文字を組み合わせて見せる冊子に適しています。ファイルに収納しやすいので、会議資料、説明書、論文などにもおすすめです。サイズに迷ったら、とりあえずA4タテにしてみましょう。
また、A4横にするとスケール感がぐっと出で図版が映えるので、写真集や画集、アルバムにおすすめです。
A5 148×210
教科書、学術書、文芸雑誌、論文集、同人誌
A4を半分に折ったサイズのA5も冊子として扱いやすい大きさです。A4の紙を半分に折ればA5の中綴じ冊子が作れるので、資料集や刺繍、遠足のしおりなど、自家製でA5サイズの冊子を作ったことがある方も多いのではないでしょうか。
手のひらより少し大きいくらいのサイズで、長時間読んでいても疲れにくく、文字の多い論文集や文芸雑誌、学術書などに適しています。学校で使用する教科書の定番サイズでもあります。ただ、教科書は教科によってサイズがかなり幅広く、A5を採用しているのは国語などの文字中心の冊子が多いでしょう。写真やグラフを多用する資料集や、たくさん書き込みをするテキストはA4の方が扱いやすいです。
A6 105×148
文庫本・小説・詩集・辞典・マニュアル・用語集
A5をさらに半分に折ったA6サイズが文庫本の大きさです。ペラ紙だとA6は非常に小さく見えますが、ページ数の多い冊子になるとなかなか存在感があります。コートのポケットやバッグの内ポケットなどにすっぽり収まるサイズなので持ち運びに便利です。小説の定番サイズですが、利便性の高さから、マニュアルや小さい辞書、用語集としても使えます。営業ツールとして持ち運びが楽なので、まれにA6で会社案内を作成する企業もあります。小さいですが、おしゃれで気の利いた印象になります。
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