冊子と小冊子の違いは何か?
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「小冊子」とは、一般的には小さな書籍やパンフレットのことを指します。その大きさや形態はさまざまで、ページ数が少なく、コンパクトな形状がイメージされることが多いです。「国際連合教育科学文化機関」のユネスコでは、5~48ページの書物を「小冊子」として定義しています。
しかし、実際には小冊子といいながら100ページ近いものがあったり、形も必ずしも小さくなかったりして、色々な用途で用いられている言葉といえるでしょう。
小さくても、文庫の小説を「小冊子」ということはほぼありません。
イベントや施設などの広告、宣伝、情報提供などの目的で使用される冊子を小冊子と呼ぶことが多いです。
小冊子を作る目的と用途
上記のようにはっきりした定義がない「小冊子」ですが、「小冊子」を作りたいという時に思い浮かべるのは「チラシより情報量が多く」「本格的な本ほどは読むのに時間がかからない」、程よい情報量の冊子のイメージでしょう。
代表的な用途は以下のものです。
- 会社案内
会社案内は大抵40ページ未満でコンパクトに会社の基本情報を伝えます。大きさはA4とやや大きめであることが多いです。 - イベント案内
小冊子は、チラシよりも情報量の多い広報物としても重宝します。各日程の細かいスケジュール、登壇者やお店の紹介など、ぎっしり詰めこめるのが魅力です。紙媒体は切り離せることも利点の一つなので、応募用紙などをページの中に印刷するのも可能です。中綴じで折畳めるように作られることが多いです。 - パンフレット
イベント当日に見る小冊子としても活躍します。こちらも折りたたんで持ち運べるように、薄手の用紙で中綴じにするといいでしょう。 - ガイドブック/マニュアル
生活情報や製品の情報を記した小冊子も、あらゆるシーンで活躍します。近頃はネットで情報公開するだけで済ませてしまう場合も多いですが、いちいちパソコンやスマートフォンのブラウザを立ち上げるよりも、冊子が手元にあった方が早い場合も多々あります。
小冊子のメリット・デメリット
メリット
- チラシより情報量が多く、伝えたいことを具体的に伝えることができる
- コンパクトで、手軽に手にとって読める
デメリット
- チラシより情報量が多い分、必要な情報に辿り着くまでに時間がかかる
- 「小冊子」というと「軽い」印象になってしまう
チラシと比較した際のメリットデメリットは、情報量をどのくらいにするのかが問題になってくるので、広報したい出来事の内容の量によります。
あえて冊子に「小」とつけることで、手に取りやすくなる反面、「軽い」印象にもなりますので、長期保存をお願いしたり、高額で販売する際にはマイナスな言葉でしょう。たとえ小さくて薄かったとしても、そういった冊子を「小冊子」とあえて呼ぶ必要はないと思います。広報目的で誰にでも広く多く配布したい冊子向けです。
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