冊子づくりと「著作権」
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
原稿のデータがあれば、手軽に冊子を印刷して書籍を流通させることが出来ます。しかし全ての著作物は著作権法で守られているので、その原稿の権利は誰が持っているのかということに常に注意しましょう。
著作権は作家や学者が商業出版物用に書いた原稿だけではなく、あらゆるものに適用されます。学生の論文、個人が趣味で書いた小説、エッセイ、日記は勿論、幼い子供が描いた絵にも著作権があり、第三者が勝手に使用して、書籍にして頒布してはいけません。
文章
小説、論文、脚本、エッセイ、短歌や俳句などの作品に著作権が発生するのは想像しやすいでしょう。しかしキャッチコピーや、ツイッター等のSNSで発信された言葉でも場合によっては著作権が発生します。著作物は「独創性」があるかどうかがポイントになります。例えば「お腹減った」というような、一般的で誰でも日常的に使うような言葉に著作権は発生しませんが、お腹減った、から始まる詩や、個性的なキャッチコピーには著作権が発生します。
また、論文や俳句、小説など、最初に複数のメンバーで合同誌として発行した場合も、それぞれの著者にそれぞれの文章に対して権利があります。再発行、再編集する場合は、その都度著者に許可を取りましょう。
音楽
メロディーは勿論、部分的に歌詞を勝手に使うだけでも著作権の侵害にあたるので注意が必要です。
地図
地図や、学術的な解説図などもそれぞれ著作権があるので、論文で使用する際は許可を取りましょう。
絵画、写真などの美術
画家、漫画家、イラストレーター、写真家などの作品を使用する再は作家か、作品を管理している団体に許可を取り、場合によっては使用料を支払います。プロの作家だけではなく、あらゆる人の絵や写真には著作権が発生するので、勝手に使用しないようにしましょう。
冊子制作には様々な作家のイラストや写真を取り扱っている、ロイヤリティーフリーのストックフォトサイトが便利です。一定の代金を支払うか、あるいは無料で、許諾済みの作品をダウンロードして使用する事が出来ます。ロイヤリティフリーは著作権フリーという意味ではないので、契約の条件をよく読みましょう。
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