全集の月報 紛失を防止する方法【二つ折り製本の冊子】
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
二つ折り製本とは?
全集本を買うときは、月報の有無が重要なのは言うまでもありませんが、この月報という冊子は二つ折という方法で製本されているのが一般的です。
「二つ折り」とはその名の通り、紙をただ二つ(半分)に折った冊子で、書籍に挟みこむ資料などに使われます。
たとえばA5の冊子を作りたいときは、A4の紙を二つ折りにします。
用紙一枚あたり4ページできますので、枚数を増やしていくと4の倍数でページ数が増えていくことになります。二つ折りの4ページに、ペラを一枚だけ挟んで6ページにした月報などもよく見かけます。
二つ折の月報は、大抵2〜4枚ほどの用紙で構成されており、4〜16ページ程度の小冊子になります。
二つ折りの製本はページが綴じられておらず、それぞれのページは上の画像のように離れてしまいます。また、本に挟んであるだけの月報は、読書の邪魔になりますし、失くしやすいのが難点です。
全集の月報を無くさないための3つの対策を紹介します。
1.月報を貼り付ける(お手軽)
月報のページのノド部分に糊を塗り、それぞれのページを接着してしまいましょう。そして、それを全集本体に(ノド部分だけ)貼り付けてしまえばもう失くす心配はありません。
この作業にはスティック糊が便利です。
糊で貼り付けているとはいえ、ノド部分だけの接着なので脱落の可能性がないわけではありません。
やはりスティック糊では心配だ、という方には次の方法をおすすめします。
2.ホッチキスで固定する(強引なやり方)
ホッチキスを月報ごと全集本体に打ちこんでしまいましょう。
試し打ちは必須!
ただし、作業にあたっては垂直にホッチキスを打ちこむタッカーのような工具が必要になりますし、はじめのうちは、わりと高い確率で失敗します。
かならず不要な本で試し打ちをしてから行ってください。
このとき、なるべく本番の本と紙の厚さ(ページの感触)が同じもので試し打ちをしてください。本によって上手くいくものと、そうでないものがあります。
ホッチキス止めのデメリット
ホッチキス止めは、糊で貼り付けるより脱落の心配が少なくなりましたが、ゼロになったわけではありません。
ホッチキス部分で紙が破れた場合は、糊による接着よりもそのあとの修復がむずかしくなるのです。
いっそのこと、月報だけをファイルするという方法なら月報を損傷することなく管理できますが、さまざまな全集本の月報を整理するのは手間がかかります。
そこで、最終手段の登場です。
3.製本する
月報を製本して1冊の本にする。これ以上の方法はないでしょう。
といっても、こればかりは印刷会社ではなく出版社にお願いするしかありません。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
二つ折りの印刷製本をご希望の方は、一度お問い合わせください。
二つ折り冊子を月報にする際は、挟み込みたい書籍のサイズよりも全体を数ミリ程度小さく作ると、本のページ内にきれいに納めることができます。
また、イシダ印刷の冊子印刷は紙を半分に折って針金(ホッチキス)で綴じる中綴じに対応しております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。