低コストで小冊子を作るには?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
なるべくコストを低くおさえて小冊子を作る時は、まず第一に納期をゆったりにすることです。イシダ印刷では最短で2営業日、最長で10営業日の納期を設定していますが、最短と最長で価格は2倍ほどの開きがあります。仕上がりは全然変わらないのに、納期が長いだけでコストがぐんと下がるので、ぜひゆったりしたスケジュールで作りましょう。
ページ数が多い時は無線綴じ一択
製本方法は、中綴じと無線綴じ、平綴じ、リング製本があります。リング製本は少々コストがかかるのでここでは省いて、他の方法から検討すると、中綴じ、無線綴じ、平綴じはほとんどコストに差がありません。
ページ数が少ない場合は二つ折りにして真ん中を針金で留める中綴じがおすすめです。ただし、ページ数を4の倍数にする必要があります。
ページ数が少なくなおかつ奇数で、会議資料など簡易的な用途の場合は平綴じを用います。
ページ数が40ページ以上なら無線綴じが一番おすすめです。
背表紙に特殊な糊をつけて本文と表紙を接着する方法で、見た目がすっきりきれいで本格的な仕上がりになります。
文庫本、ムック、テキストなど、様々な冊子で使われているポピュラーな製本方法です。
紙の選び方
紙の価格は印刷会社によって設定が異なりますが、大抵以下の順番で価格が高くなります。
上質紙<コート紙・マットコート紙<書籍用紙<色上質紙<アートポスト紙・マットポスト紙<レザック
書籍用紙と色上質紙は、ほとんど上質紙に色がついたようなものなので、上質紙と同じカテゴリーだと思ってください。
上質紙と根本的に作り方が違うのがコート紙・マットコート紙
こちらは紙の上にコーティング剤が塗布されていて、つるつるした質感です。上質紙に比べると価格が高くなりますが、フルカラーの発色に優れているので写真集やカタログ、会社案内などでよく使われています。
コート紙・マットコート紙よりさらにワンランク上で厚手なのがアートポスト紙・マットポスト紙
レザックは上質紙やコート紙とはまた全然違う、色とエンボス模様のついた個性の強い紙で、本文には使いません。印刷によって派手なデザインを表現するというよりは、紙のそのままの風合いを楽しむための用紙です。
コストをとにかく安く抑えたいなら本文は上質紙でモノクロ印刷にするのが一番です。
しかし作業マニュアルや講習会のテキスト、資料集としてなら問題ありません。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。