会社の業績や歴史は「紙の本」で残そう
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
周年誌や社史、記念誌など業績や歴史を本にまとめ、発行されている会社は数多くあると思います。周年誌といっても最近では工夫されている会社も多く、写真をメインにしたり、マンガや豊富なイラストを取り入れたりして、誰もが読みたくなるような内容にされているようですね。これまでも50周年、100周年と長い歴史を持つ会社では当たり前のように周年誌を作られていたかもしれませんが、つくるだけが目的ではない。読んでもらい、さらに楽しんでもらってこそ本をつくる意味があると考える企業が増えたということでしょう。
パソコンが普及したことにより、会社の業績や大量の資料はデータという形で残されているケースも増えてきていると思います。紙のまま残しておくと年を追うごとに際限なく増えてしまいますから、当然のことでしょう。めったに見ることのないような資料は確かにデータとして残しておくのが得策でしょう。保存場所に苦労することも多いですし、何より必要な資料がすぐ検索で表示されるのはデータとして残しておくことの大きな利点です。
ビジネスのヒントや生活の知恵も「紙の本」から生まれます
一方で、紙でつくられる本にも需要があると私は思っています。特に会社の業績など、過去の数値や状況を分析した資料、また年ごとに使用してきた機器やオフィスの様子を撮影した写真や設計図などのはなにより見やすいことが大切です。大勢のスタッフとともに本を見ながら話しあったり、対策を立てたり。過去の実績は未来への戦略や計画を立てるのに役立つものです。
いつ頃のデータを探せば見つかるということが明確な場合と違い、「だいたいこのあたり」というそれぞれのスタッフの大まかな記憶とともに資料を探すというケースも発生することがあります。紙の冊子はそのような場合にも複数で目を通すことができ、また探している間に目的以外の資料を目にするため、ビジネスのヒントを得たり、意外なアイデアが生まれたりすることが起こる可能性もあるのです。
最近では本を買うのにインターネットショップを利用する方が多いと思いますが、時々は書店に足を運ばれる方もいるのではないでしょうか。目的の本さえ手に入ればいいという場合と違って、自分の足で書店内をまわり、目的以外の多くの本を目にすることによって仕事にも人生にも役に立つヒントが本から得られることがあります。
紙の本には電子データにはない魅力がたくさん詰まっています。一見無駄な動きに見える「紙をめくる」という行為から、現代人が忘れかけているビジネスや生活の知恵が生まれます。ぜひ、紙の本でつくる周年誌、社史、記念誌をご検討ください。
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