モノクロ印刷でも映える!無線綴じ冊子のデザインテクニック
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
モノクロ印刷はコストを抑えつつも、シンプルで洗練されたデザインを実現できる印刷方法です。無線綴じ冊子と組み合わせれば、低予算のままページ数が多く見た目も本格的な冊子が作れます。ここでは、モノクロ印刷を効果的に活かすデザインテクニックをいくつか紹介します。
コントラストを活かしてデザインする
モノクロ印刷では、カラーに頼らずに視覚的なイメージを膨らませる必要があります。そのため、コントラストの強弱を利用して伝えたいイメージを作ることが重要です。
例えば黒い背景に真っ白な文字を配置すると、インパクトが強くて力強い印象になります。その一方でダークな印象を与えることもあるので、柔らかさ、誠実さをアピールしたい場合は薄いグレーを用いて、文字の色も黒100%ではなく90%以下の色を使うといいでしょう。
タイポグラフィの工夫
モノクロ印刷では、フォントの選定がデザインのクオリティを大きく左右します。異なるフォントやフォントサイズを使い分けて、ページに動きを与えたり、重要なポイントを強調したりすることができます。無線綴じ冊子のような多ページの印刷物では、フォントスタイルを統一しつつ、見出しや本文に変化をつけることで、ページ全体が読みやすくなります。
最低でも以下のようなバリエーションが必要で、レイアウトを作る前にそれぞれのスタイルを決めておくことが大切です。
カテゴリーごとに2pt以上は差をつけて、見た目ではっきり違いがわかることが重要です。書体を太くしたり、下線をつけることで変化をつけるとより効果的です。
解説書、教科書、論文など
- 章タイトル
- 大見出し
- 小見出し
- 本文
- 図版のキャプション
- 注釈
小説、詩、エッセイなど
- 章タイトル
- 本文
- 注釈
図版やイラストの効果的な使用
モノクロ印刷でも写真やイラストの使用は効果的です。文章にメリハリをつけ、読者の注意を引くためにはグラフやイメージカットは必要です。特にページ数の多い無線綴じ冊子では、たとえ文章主体の内容であっても、章の区切りやインパクトを残したい内容のページの前後にイラストや写真などを入れるといいでしょう。
余白の活用
モノクロ印刷では、余白を活かしたデザインが特に重要です。さらに無線綴じ冊子の場合は、ページ数が多いとノド(綴じている側)が見えにくくなるため、余白をたっぷりとったデザインにすることが大切です。余白が多いデザインは、洗練された印象を与え、内容がより引き立ちます。詰め込みすぎない余裕のあるデザインが、視覚的に豊かな空間を作り出します。
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