ページ数の少ない無線綴じ冊子の背幅は何mm?強度は?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
無線綴じは、冊子印刷の一般的な製本方法です。
美しい直方体の角でできた背表紙のある本格的な製本で、報告書、教材、論文、カタログ、書籍など幅広く採用されています。
無線綴じは、製本用の特殊な糊を高温で溶かして、本文の束と表紙を背の部分で接着します。本文がばらばらにならないように固定するため特殊な器具を使います。手作りではなかなかきれいに仕上げることが難しい方法です。
タイトルや著者名、発行体の名前を印刷できる背表紙は、ページ数によって背幅が変わります。
無線綴じはどれくらいの薄さまで製本できるのでしょうか。
無線綴じについて詳しくは → 無線綴じ冊子 印刷仕様・納期・価格
無線綴じ冊子 最小ページ数の背幅は何mm?
イシダ印刷では4ページから800ページまでの無線綴じ冊子を印刷製本できます。
一般的に20ページ未満の冊子を無線綴じで綴じることはあまり多くはありません。無線綴じはページ数が少ないと背表紙がほとんど出ないので、20,30ページほどのパンフレットや説明書は軽く、すっきりとした仕上がりの中綴じがよく選ばれています。
とはいえ、無線綴じは数ページでも製本可能です。
例えば、4ページで無線綴じ冊子を作るとどのくらいの薄さになるのか、背幅を計算してみます。
無線綴じの背幅は背幅計算ツールで自動で計算できます。
本文を上質紙90K、表紙をコート紙135Kの無線綴じ冊子4ページの背幅は0.5mmです。
用紙の種類、厚みを変えると背幅も変わります。
例のように、本文4ページだと用紙2枚分、表紙を合わせた背幅は1mmに満たない厚みになります。
薄い無線綴じの強度は?
無線綴じの強度は数ページでも、数十ページ、数百ページでも大きな違いがありません。
ただ、本文用紙に厚みのある紙を使うと、強く引っ張ったときにページが外れてしまうことがあります。
無線綴じ冊子の本文にはなるべく薄い用紙を選んで強度を保ち、めくりやすく、軽く仕上げるようにすると良いでしょう。
背表紙の文字がきれいに見える背幅は何mm?
上の画像は、いろいろな背幅、ページ数の無線綴じ冊子です。
左から背幅約3mm(46ページ/マットコート90K)、約8mm(160ページ、書籍用紙72.5K)、約18mm(360ページ、書籍用紙72.5K)となっています。
無線綴じ製本は、2mm以上の背幅あると綺麗な冊子に見えます。背表紙に文字を入れるには、3mm以上あると視認性が良く、書棚でもタイトルなどが判読しやすくなります。
本文に上質紙90K、表紙にマットコート紙135Kを使った28ページの無線綴じ冊子は2.2mmの背幅がしっかり出ます。
28ページ未満の冊子は中綴じの方が綺麗に仕上がることもあります。
ページ数の多い論文や報告書など「読む」ことが主となる冊子は、薄い紙を本文に使います。表紙にレザック66、本文に上質紙70Kの100ページなら5.5mmの背幅になります。ページ数が数百ページになると背幅は10mmを超えて、書店に並んでいる小説や技術書、テキストのように背表紙に余裕をもって文字を印刷できます。
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